「いい部屋探そう」でおなじみ、大東建託の【いい部屋ネット街の住みここち
ランキング2022新潟県版】で、何と!北蒲原郡聖籠町が初の第1位を獲得しました~祝!
ちょっとびっくり!?の結果ですが、どんな理由で1位に選ばれたのでしょうか?
聖籠町が第1位のワケ
新潟市や新発田市と合併せず、単体の自治体として歩み続ける聖籠町。
下越地方は県北地域に位置し、町内には高速道路、国道バイパス、幹線道路などが通っている、
交通の便の良い町です。
よって、隣接する新潟市や新発田市へはとてもアクセスしやすく、
通勤・通学者が多いのも納得。
こうした良好なアクセスが「街の住みここちランキング2022新潟県版」で、
栄えある第1位を獲得した理由の一つです。
また2014年に開館した「聖籠町立図書館」の存在も、町内外問わず大変魅力的に
映っています。
施設の新しさや蔵書数、学習スペースの完備などもそうですが、
授乳室や飲食スペースなども備わり、子育て世代はもちろん、
お子さんやティーンをはじめとする若い世代、また働き盛りの世代や
高齢者まで、老若男女問わず町民の交流の場として利用者の多い、
まさに「憩いの場」となっている点も見逃せません。
街の住みここちランキングの評価について
大東建託「いい部屋ネット街の住みここちランキング2022新潟県版」の評価は、
新潟県居住の20歳以上の男女に、2019年~2022年合計9,408名を
対象に集計しています。
住みここちランキングは、現在居住している街についての
「全体としての現在の地域の評価(大変満足:100点 満足:75点
どちらでもない:50点 不満:25点 大変不満:0点)」の平均値から作成しています。
*「街の住みここちランキング」は、2019年~2022年の回答を累積して集計しています。
*「住みここち(自治体)ランキング」は回答者50名以上の自治体を対象に集計しています。
(大東建託いい部屋ネット街の住みここちランキング2022新潟県自治体ランキングより)
もっとある!聖籠町の魅力
ランキングで1位を獲得した以外にも、聖籠町の魅力はあると思います。
・海に近くて、海水浴場がある。マリンスポーツや釣りも楽しめる。
・おいしい果物(ぶどうやサクランボ、桃、梨、イチゴなど)をたくさん栽培している「果樹の町」。
・聖籠中学校の校舎がきれいでユニーク。
・小中学校のタブレット学習をいち早く取り入れたこと。
・自然豊か場所が多い(聖籠中学校の森や清潟公園、弁天潟風致公園など)
・白鳥が飛来する。
・聖籠夏まつりでの花火大会。
・除雪が早い(他の市町村よりは早いと思います)
・ざぶ~ん温泉がある。
・町内に診療所や病院など、医療機関が多い。
・東北電力の火力発電所がある。
・運転免許センターがある。
などなど、思いつくままに書いて見ましたが、あくまで個人の感想です。
このほかにももっと、聖籠町の魅力はあると思います。
町内に長く暮らしていると、特に住み心地がいいとかあまり感じたことはなかったのですが、
よく考えると聖籠町はいろいろな面で恵まれていて、住み心地が良く住みやすい町だというのはうなずけますね。
2位以下はどこの市区町村?
大東建託「いい部屋ネット街の住みここちランキング2022新潟県版」で、第2位、第3位の自治体はどこなのでしょうか?
第2位は、新潟市中央区
第3位は、新潟市西区
となっており、あの新潟市中央区を抑え堂々の第1位とは、聖籠町スゴイ!
ランキングの順位は以下の通りです。
第4位の「南蒲原郡田上町」も大健闘していますね。
田上町といえば、護摩堂山や湯田上温泉で有名な町です。
10位以内には、中越地域から見附市や長岡市がランクインしています。
聖籠町は2019年一人当たりの所得が最高額に
街の住み心地ランキングとは関係ないのですが、聖籠町は2019年度の一人当たりの
所得額で新潟県内でトップになったというニュースがありました。
新潟県統計課がまとめた「2019年度の市町村民経済計算」によると、
30市町村のうち一人当たりの所得が最高額になったのは
何と聖籠町で、その額は500万6千円だったということです。
一人当たりの市町村民所得とは?
一人当たりの市町村民所得とは、個人の所得や給与の水準を表すものではなく、
その自治体で営業活動している企業の利益なども含めた所得の合計を、
自治体の総人口で割って計算したものを指します。
聖籠町の一人当たりの所得が多くなった理由
例えば発電所があったり、企業が多く進出して企業活動を行っていたりすると、
その自治体の一人当たりの所得は多くなります。
そうなると、聖籠町には東北電力火力発電所や新潟東港工業地帯があり、企業が多数
集積しているため、一人当たりの町民所得が多くなるというわけです。
実は2012年度からずっとトップだった!?
新潟県の統計課によると、これまでの推計方法では2018年度まで13年連続で
「湯沢町」がトップでした。
2019年度は新しい推計方法で計算をし直したところ、実は2012年度から
8年連続で「聖籠町」がトップであったことがわかりました。
計算方法が違うと結果も違ってくるのですね~
ちなみに新しい推計方法で計算したところ、2019年度で2番目に所得の
多かった自治体は「湯沢町」でした。
金額は453万5千円で、理由としては水力発電所があることと、
道路関係の工事が多かったことが挙げられています。
3番目は、東京電力柏崎刈羽原子力発電所を有する「刈羽村」で、
金額は407万9千円でした。
柏崎刈羽原発は現在稼働を停止していますが、安全対策工事が行われたため、
所得が高額に上っています。
(新潟日報2022年4月13日付朝刊を参考にしています)