シルバー人材センターの料金はいくら?仕事内容は庭木の手入れや草取り、家事まで格安で依頼できる
シルバー人材センターは、庭木の剪定や草取り、掃除、洗濯、障子張りやふすま張りなどの家の仕事から、一般事務や宛名書き、店番、農作業まで幅広い仕事内容を格安料金で依頼できる組織です。忙しくて手が回らない家の用事を、シルバー人材センターに頼んでみませんか?
目次
シルバー人材センターについて詳しく
「シルバー人材センター」ってよく聞くけど、いったいどんな組織なのでしょうか?
シルバー人材センターは会社や企業ではなく、都道府県知事の指定を受けた「公益社団法人」です。
昭和55年(1980年)に国の補助事業からスタートし、40年以上の歴史があります。
元々は会社勤めを定年退職した高齢者が、働くことで生きがいを得ることと、地域社会の活性化に貢献することを目的に作られた人材派遣の組織です。
シルバー人材センターで働く人は会員登録が必要で、満60歳以上の男女の健康で働く意欲のある方が対象です。
シルバー人材センターの会員は「公務員」ではありませんが、報酬や待遇は公務員に準じて決められています。
聖籠町は公益社団法人新発田地域シルバー人材センターが管轄で、仕事の依頼を受け付けています。
新発田地域シルバー人材センターの場所
新発田地域シルバー人材センターの事務所の場所は、新発田市役所別館の3Fにあります。
住所: 〒957-0053 新潟県新発田市中央町4丁目8−11 3階 新発田市役所別館
電話:0254-22-1010
どんな仕事を依頼できるの?
シルバー人材センターへ依頼できる仕事内容は多岐に渡っており、一般家庭の家事や屋外の軽作業だけでなく、会社や店舗の業務なども仕事の依頼できます。
あくまで臨時や短期で行う軽度の仕事を行い、危険を伴う作業は請け負うことができません。
例えば、「庭木の剪定作業は2階の屋根の高さまで」などの条件があります。
掃除や洗濯など家事を含む<サービス分野>、
一般事務や宛名書き、賞状書きなどの<事務・専門分野>、
草刈りや草取り、農作業などの<屋内外の一般作業>、
庭木の剪定や冬囲い、網戸・障子・ふすまの張替えなどの<技能を要する分野>、
施設管理や日直などの<管理分野>、
お店番や配達などの<折衝・外交分野>
などに分かれています。
料金はいくらぐらいなの?
シルバー人材センターへ仕事を依頼した場合、料金は時給で支払います。
仕事内容 | 時給 |
掃除、洗濯 | 880円~ |
買い物、料理 | 880円~ |
話し相手 | 880円~ |
病気の方の付き添い(介護保険の適用外) | 880円~ |
受付業務 | 880円~ |
調査事務(交通量調査等) | 880円~ |
一般事務 | 880円~ |
宛名書き(案内状や年賀状など)、賞状書き | 要問合せ |
(機械を使った)草刈り | 1,240円~(機械代は別) |
草取り | 890円~ |
イベント準備・後片付け | 910円~ |
農作業 | 910円~ |
工場関係 | 910円~ |
庭木の手入れ | 1,240円~ |
冬囲い | 1,240円~ |
簡単な大工仕事 | 1,240円~ |
網戸張替え(3尺×6尺) | 2,122円程~ |
ふすま張り(3尺×6尺) | 2,964円程~ |
障子張り(3尺×6尺) | 1,144円程~ |
施設管理・受付 | 910円~ |
事務所宿・日直など | 910円~ |
店番 | 880円~ |
配達など | 880円~ |
仕事の依頼方法
シルバー人材センターへ仕事を頼みたいときはまず、「新発田地域シルバー人材センター」へ電話をします。
受付時間:8時30分~5時15分まで
メールでも申し込みはできますが、後日改めて確認の電話がかかってきます。
頼みたい仕事にマッチした登録者をセンター側が選びますので、依頼者が選ぶことはできません。
センターが依頼者と登録者の仲介をしますので、依頼者が登録者と雇用関係を結ぶことはありません。
シルバー人材センターの登録者は、団体傷害保険に加入しています。
よって万が一、作業中や作業場所への行き帰りに事故などが起きた場合は、団体傷害保険で一定の限度額の補償が賄われます。
新発田地域シルバー人材センターのHP ⇒ こちら
料金の支払方法
料金はその場で作業者に直接支払うのではなく業務終了後、センターから請求書や振込用紙が送付されます。
請求書が届き次第、指定の金融機関へ振り込みをします。
指定金融機関:ゆうちょ銀行、新発田信用金庫、JA北越後、第四銀行、JA胎内市
振込手数料は、依頼者の負担となります。
コンビニ支払いもOK
新発田地域シルバー人材センターでは、料金の支払方法に「コンビニ払い」も加わります。
令和5年4月作業分から、お近くのコンビニで支払いOKです。(詳細は後日)
*この記事は、公益社団法人新発田地域シルバー人材センター広報誌第84号を参考にしています。