4月5月は黄砂飛来シーズン!聖籠町にも黄砂が⁉黄砂対策は何をすればいいの?

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毎年4月~5月は、日本への黄砂飛来シーズンピーク!もちろん聖籠町を含む新潟県にも黄砂が襲来します。黄砂はアレルギー物質が付着して飛来するほか、春の花粉飛散時期もかさなるため、健康被害が心配されます。

 

 

そもそも黄砂ってどこの砂?

黄色い砂と書いて「黄砂(こうさ)」。

黄砂は中国大陸内陸の「タクラマカン砂漠」や「ゴビ砂漠」、黄土高原などにある「砂」のことで、

強風に吹き上げられ、春の偏西風に乗って、日本まで飛んできます。

風によっては数千メートルの高さにまで吹き上げられるというから、スケールが大きいですよね。

 

飛来した黄砂が観測されるのは、中国大陸に面した日本海側だけではありません。

北日本から西日本、風向きによっては九州まで、広い範囲で黄砂が観測されています。

 

新潟市内では、2023年4月12日の午後から黄砂が観測され、「目視で水平方向に見通せる」目安の【視程】が10キロ未満となるなど、影響が見られました。

また4月13日には東京都内でも、黄砂が観測されています。

 

近年、中国の経済発展は目覚ましいものがありますが、一方で土地の乾燥化を招き、黄砂の飛来量が増えているという説も・・・

また黄砂が観測されるのは、日本を含む中国の近隣国だけでなく、遠く太平洋を越え北米や、ごくまれにアルプスにまで到達することもあるそうです。

 

黄砂は体に悪いの?アレルギー症状を引き起こすことも

黄砂はごく微小なもので、大きさは10マイクロメートルほどで、小さいものは2,3マイクロメートルです。

 

黄砂自体はただの砂で、アレルギー物質は含んでいませんが、工業地帯のスモッグや都市部を通過する際、微生物やその死骸、硫黄酸化物、窒素酸化物、水銀などの重金属といった「大気汚染物質(化学物質)」など多くのアレルギー物質が付着するため、黄砂の飛散で健康を害する可能性があるといわれています。

 

また春は花粉シーズンでもありますが、黄砂が花粉にぶつかると花粉が破裂して、より多くのアレルギー物質を飛散させる原因にもなるそうです。

 

黄砂の飛来は、目、鼻、皮膚などのアレルギー症状と関連がある、また目のかゆみ、結膜炎、鼻水、くしゃみ、のどの痛みなどを引き起こすことがあるという報告があります。

 

黄砂の飛来量が高くなると、目、鼻、皮膚の症状が起きる人が増えるともいわれています。 

 

黄砂の飛来と花粉の飛散が時期的には重なるため、花粉症やぜんそくなど呼吸器系疾患をお持ちの方や、子どもや高齢者は特に対策が必要です。

 

黄砂飛来時期は主に3月~5月の春

黄砂の飛来は2月から増え始め、3月~5月くらいの春の時期が多く、最も多いのは4月と言われています。

黄砂の飛来日数は、2月には3日程度だったものが、3月には15日、4月には21日にも上ります。

黄砂が飛来するのは春に集中しており、夏にはあまり観測されません。

秋の終わり~初冬の11月~12月には微量ながら、観測されることもあります。

 

なぜ春に黄砂が飛ぶの?

夏や秋は植物が育ち青々と茂っているほか、冬は地面が凍結したり積雪があったりと、黄砂の飛散を抑えられている状態に対し、春先はまだ地表に植物が十分育っておらず、冬のように凍結や積雪もないため、黄砂が飛びやすい状態になっています。

 

黄砂の時期にはどんな対策が必要?

黄砂対策は花粉症対策と同じように、子どもや高齢者はもちろん、花粉症や呼吸器系疾患をお持ちの方はもちろん、そうでない方もマスクをつけることがおすすめです。

 

黄砂は粒子が微小なので、体内の奥の方へ入りこむと気管支ぜんそくや肺炎を悪化させることもあるため、吸い込まないよう、ぜひマスクを着用したいところです。

 

外出から帰ったら、手洗い・うがい・洗顔、コートなどに付いた黄砂を落とす、またすぐに着替えるなどして、黄砂を室内に持ち込まないようにするとよいでしょう。

 

黄砂の時期は洗濯物を外に干すと、繊維の奥くまで入り込むような眼には見えない汚れが付いてしまいますし、天気が良いからと言って窓を開けると、黄砂が部屋の中に入り込んでしまいます。

 

「黄砂予報」が出たら、洗濯物は外に干さず部屋干し、布団は天日干しせず布団乾燥機を使いましょう。

もちろん、お部屋の掃除もお忘れなく。

 

窓は開けないようにして、空気清浄機を利用し、屋内に黄砂を入れない、黄砂を除去する対策がおすすめです。

 

特に花粉症やアレルギーでない方も、健康を害する心配があるため、コロナ渦も落ち着いてきましたが、まだまだマスクが必要な時期が続きそうです。

 

黄砂が洗濯物に付いたら落とせる?

黄砂の粒子はとても小さくて、前述のとおり大きさに差はあるものの2~10マイクロメートル(μm)くらいです。

 

花粉は20~30μmですので、黄砂の方が小さいことになります。

 

黄砂が洗濯物に付くと、繊維の奥の方まで入り込んでしまうことも・・・

水洗いすれば落とせますが、洗い残しがあった場合はアレルギーの原因になることもあるので、

できるだけ黄砂をつけないようにするか、しっかり洗濯して落とすようにしたいですね。

 

 

愛車に黄砂がついて汚れてしまった場合

車に黄砂が付着して、黄色く汚れてしまった・・・

そんな時、すぐにでも洗車したくなるかもしれませんが、車を洗う際は注意が必要です。

 

黄砂の粒はとても固く、石くらいの硬さがあります。

よってゴシゴシ車をこすってしまうと、車が傷だらけに!

 

愛車の黄砂を落とすときはまず、水をたくさんかけて、黄砂を洗い流しましょう。

 

次に車用のシャンプーをよく泡立てて、柔らかいスポンジでもしくは手でなでるように優しくボディーを洗うとよいでしょう。

 

黄砂で汚れた車を洗うのは「手洗い」がおすすめですが、洗車機で洗う場合は、普通の水洗いコースではなく、泡がたくさん出る「シャンプーコース」にすると良いでしょう。

 

新潟県の黄砂情報をチェックするおすすめサイトは?

新潟県内の黄砂情報を毎日チェックするには、

日本気象協会の「tenki.jp」(テンキドットジェーピー)、

PM2.5の予報も同時掲載している「PM2.5の全国予報」、

地図で黄砂飛来予測を示す気象庁の「黄砂情報」

などのサイトがおすすめです。

黄砂情報を知りたいとき、ぜひ活用してみてくださいね。

 

日本気象協会「tenki.jp」

PM2.5の全国予報

気象庁の「黄砂情報」

 

 

 

 

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