【生理が重くてつらい時は】生理休暇は取ってもOK・上手な取り方4つのポイント

こんなことに困ったら
*本記事はプロモーションが含まれます。

生理が来ると体のだるさやお腹や腰、頭などが痛くなる(生理痛)、

めまいや吐き気などに毎月襲われ、日常生活もままならない。

生理の時期がとてもつらいという女性は多くいらっしゃるでしょう。

実は生理が重い場合、女性労働者は勤務している会社に生理休暇を

申し出る権利が法律で定められていることをご存じでしょうか?

生理休暇の取り方や取る目安、日数などをご紹介します。

生理休暇は労働基準法で定められた法定休暇

生理休暇は労働基準法第68条に定められた「法定休暇」です。

生理が重く労働が困難な場合、女性労働者側から生理休暇の申し出が

あった場合、雇用者側はこれを拒否すると罰則が科せられます。

 

また生理休暇には法的な上限は定められていないので、

雇用者側が日数を指定することはできません。

【労働基準法第68条の規定】
「使用者は、生理日の就業が著しく困難な女性が休暇を請求したときには、その者を生理日に就業させてはならない。」

どんな時生理休暇申請の対象になるの?

生理休暇申請の対象となるのは、

「生理日の就業が著しく困難」な状態を指します。

具体的には生理痛、腰痛、頭痛など生理に伴う体調不良によって業務を

遂行することが難しい状態を指します。

生理休暇拒否の場合の罰則

雇用者側(企業側)が女性労働者から生理休暇の申請を受けた時、

これを拒否すると労働基準法120条に基づき「30万円以下の罰金

が科される可能性があります。

月経前症候群(PMS)は規定がない

生理の3日~10日前くらいから始まるとされる「月経前症候群(PMS)」。

下腹部の痛みや乳房の張り、頭痛、イライラ、憂鬱感などの症状がありますが、

月経前症候群(PMS)については法律上休暇取得の規定はありません。

 

生理休暇の申請方法

男性が多い職場や上司が男性である、また中小企業など生理休暇が整備されていない

職場環境で働く女性にとって、

生理休暇は取りにくいのが現状かもしれません。

男性上司に生理休暇を言い出しにくいことも。

しかし生理休暇を女性労働者が取得することは法律で認められています。

よって体調が悪い場合は無理をせず、遠慮しないで申請してよいのです。

 

生理休暇の申請方法はとても簡単で、書類などは不要です。

口頭で自己申告OK

具合が悪く生理休暇を取りたいときは、本人が口頭で直接上司などに

電話や対面で申告します。

「生理休暇取得申請書」などの書類や医師の診断書も基本的に不要です。

法律では診断書の提出義務はありません。

ただし企業によっては診断書の提出を求める場合もあるようです。

 

1日単位でなくてもOK

生理休暇を取る際は、1日丸々休まなくても半日や数時間単位

取って構いません。

これは生理の時の体調不良の度合いは個人個人で異なるためで、

当日申請してもOKです。

生理休暇を申請するときの注意点

生理休暇を申請する時注意したいことがいくつかあります。

会社ごとに申請方法が決まっている場合があるため、確認をしておく。

生理で体調不良であることを明確に伝える。

 

生理休暇は無給?有給?

生理休暇を取った場合無給になるのか、それとも有給なのかは

企業によって規定が異なります。

大半の会社は無給扱いが一般的です。

企業側には生理休暇での給与の支払い義務はなく、

法律でも定められていません。

企業側が有給と定めている場合は、有給扱いになります。

生理休暇が取りにくい…その理由は?

女性労働者の生理休暇の取得率は何と0.9%と、大変低い数字です。

生理休暇が取りにくい理由として、

●男性上司に言いづらい。

●男性社員や女性の同僚の目が気になる。

●利用している人がとても少ない。

などが挙げられます。

 

女性の側から申し出て言葉で説明しても女性の生理のつらさは

男性にはなかなか理解しづらいのかもしれません。

 

生理休暇が堂々と取れる職場環境が整備されていない会社が多いことから、

生理休暇を取得しやすいよう、各企業の人事や総務担当者に女性を配置する

など、企業側に工夫や配慮が求められています。

 

例えば「生理休暇」を「メディカル休暇」と名称変更し、生理だけでなく病気などで治療や受診など通院が必要な従業者も含めて、男女関係なく突発的に休みがとりやすいよう変えた会社もあるようです。

 

生理休暇を認めてもらえない時どうすればいい?

上司に申請しても生理休暇を取らせてもらえない時は、

会社の人事担当者にまず相談します。

人事担当は労務などの法律に詳しいため、生理休暇の取得を拒否されたこと

に対し適切な対応をしてもらえる可能性があります。

 

直属の上司はもちろん人事担当者にも「生理休暇は法律で定められた権利」

であり、拒否すると罰則規定があることも伝えましょう。

ここまで参考記事:生理休暇とはーサプナ社会保険労務士法人HP

対応してもらえない時の公的相談窓口

それでも生理休暇を拒否されたり認めてもらえない時や

生理を伴う女性特有の体の不調に関してからかうようなことを言われた時、

もしかしたらセクハラやパワハラに該当することがあるかもしれません。

そんな時はまず労働環境に関する公的相談窓口へ相談してみましょう。

 

●都道府県の労働局窓口

新潟県労働相談所 労働相談専用ダイヤル(労働110番) >> こちら

電話:025-281-6110

月曜日から金曜日(祝日、12月29日~1月3日を除く)​

午前9時から午後5時まで

●厚生労働省 労働条件相談ほっとらいん 

>> こちら

電話:0120-811-610

月~金 17時~22時 土日祝日 9時~21時

生理時の不調には病気が隠れていることも?

生理の症状には個人差があり、休まなくても大丈夫な方や

毎月生理休暇を必要とする方など実に様々です。

 

ただ毎月生理が来るたびに生理休暇の取得が必要なほど

体調が悪くなる方にとっては実際周りの目が気になったり、

上司に言い出しにくかったりで大変悩んでしまうかもしれません。

 

毎月生理のたびに体調が悪くなる場合、もしかしたら病気が隠れている

可能性があります。

月経困難症

月経困難症はいわゆる生理痛のことで、お腹や腰が痛くなり

日常生活もままならないほどの痛みを感じる状態です。

 

生理痛がひどい場合考えられるのが、

子宮内膜症や子宮筋腫、子宮腺筋症が原因の場合(器質性疾患)と、

子宮の強い収縮による場合(機能性)があります。

またストレスも影響することがあります。

 

生理不順

生理周期は25日~38日位、期間は3日~7日が一般的とされていますが、

生理の周期が長いまたは短い、生理期間が長い短いなど、

周期や期間に乱れがある状態が「生理不順」です。

原因としてホルモンバランスの乱れや子宮筋腫、子宮がん

などが考えられます。

月経過多

経血の量が多いためナプキンの交換頻度が多い、

下着や洋服まで汚れることがある、夜用ナプキンを付けても朝起きると

布団まで汚れているなどは、月経過多かもしれません。

この場合子宮筋腫や子宮内膜ポリープなどが隠れているかもしれません。

不正出血

生理の時期ではないのに出血がある場合は注意が必要です。

原因は様々ありますが、病気の可能性を考えた方がいいかもしれません。

生理トラブルによる婦人科受診の目安

生理のトラブルがあったら、早めに婦人科を受診することをおすすめします。

具体的には、

毎月生理痛がひどい。

生理不順が長く続いている。

経血量が多いまたは少ない。

生理の時期以外に不正出血がある。

こうした場合は迷わず婦人科を受診しましょう。

参考記事:生理にまつわる異常ー渋谷こころとからだのクリニック

まとめ

生理休暇についてはあまりよく知られていないかもしれませんが、

取得するのは女性労働者の権利であることが法律で定められています。

よって体調が悪い時は無理せず利用すると良いでしょう。

 

ただし勤務する会社によって取り方などに違いがあるため、

確認しておくことをおすすめします。

生理休暇の取得を会社側に拒否された場合、

公的機関の相談窓口に申し入れることもできます。

なおあまりに生理時のトラブルがひどい場合、

病気が隠れている可能性があるため、早めに婦人科にかかりましょう。

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