【聖籠町会議員選挙2023】新人4人が立候補・定員14に対し2人超過の激戦!選挙の争点は?

選挙
*本記事はプロモーションが含まれます。

聖籠町町会議員選挙2023は、8月22日に告示、選挙戦がスタートし、投開票日は27日です。聖籠町議選は投票率の低下が続き、過去最低を更新する懸念もあります。主だった争点は今回特になく、町議選自体に関心のない方も少なくありません。あえて言うなら、聖籠町の危機的財政状況が争点と言ってもいいかもしれません。

 

聖籠町会議員選2023・立候補者は16名

任期満了に伴い、聖籠町会議員選挙は2023年8月27日に投開票が行われます。

立候補者は16名、定員14に対し2人超過となり、すでに激戦ムードが漂っています。

 

<立候補者(届け出順)>

1 .斎藤  豊(さいとうゆたか)
2. 須貝 龍夫(すがいたつお)
3 .田中 智之(たなかともゆき)
4. 長谷川六男(はせがわむつお)
5. 中村恵美子(なかむらえみこ)
6. 宮澤さやか(みやざわさやか)
7. 青木 順(あおきじゅん)
8. 川上 りな(かわかみりな)
9. 石山 清花(いしやまさやか)
10.小川 勝也(おがわかつなり)
11.髙崎美由貴(たかさきみゆき)
12. 栗原 博久(くりはらひろひさ)
13.伊藤 千穂(いとうちほ)
14.長谷川 進一(はせがわしんいち)
15.手嶋 満(てじまみつる)
16.宮澤 光子(みやざわみつこ)

 

今回は4人の新人が立候補

聖籠町町議会議員選挙2023の立候補者のうち、20代から70代まで幅広い世代で立候補を表明している新人の方が4人いらっしゃいます。

 

中でも、元衆議院議員の大物政治家・栗原博久氏の立候補には正直、度肝を抜かれました。

今回の選挙戦の「台風の目」となるのでしょうか?

 

他には、25歳の川上りな氏(無所属)、石山清花(さやか)氏(参政党)、

長谷川進一氏(無所属)が今回初出馬です。

 

ちなみに、現職議長を始め2人の町議が引退を表明しており、新旧交代も進むものと思われます。

 

女性の候補者は7名

聖籠町議会は女性議員が多いことで知られており、現職では5名の女性議員がいらっしゃいます。

今回の町議選では、現職5名の女性議員に加えさらに、2名の女性の新人が立候補しています。

 

仮に女性候補7名がすべて当選した場合、聖籠町議会は半分が女性議員で占められることになります。

女性議員が多いということは、女性目線の声が町政に届きやすくなることが考えられます。

町議会の半数が女性という自治体は、おそらくほとんどないと思われるため、

そういう意味では聖籠町が注目される可能性も・・・

 

 

8月22日に聖籠町選挙管理委員会から発表された、2023年聖籠町議会選挙立候補者名簿はこちら 

⇒ 聖籠町町会議員選挙候補者名簿(届け出順)

 

選挙公報で候補者の情報がわかる

8月23日には、聖籠町選挙管理委員会から選挙公報が公開され、インターネットでも閲覧することができます。

一部の候補者の中には、各世帯へPRチラシなどを投函する場合もありますが、チラシなどが配布されないと、その候補者について知る手段があまりありません。

「どの候補者に投票したらいいかわからない」という方は、選挙広報を参考になさってみてくださいね。

聖籠町議選2023の選挙公報 ⇒ こちら

 

現職町議は西脇町政支持が多い

聖籠町議会では現在会派制はなく、町長派と反町長派などはっきりとしたグループで構成されているわけではありません。

 

現在の町議14人の中では、西脇町政支持派の議員が9人、西脇町政に批判的な反支持派の議員が5名となっています。

引退する町議2人は、支持派・反支持派それぞれ1名ずつです。

おおむね西脇町長と町議会は、足並みをそろえて歩んでいるといってよいでしょう。

[clink url=”https://www.xn--pqq473glid9xc34g.com/cyokaigiinsenkyo2023″]

 

今回2023年の町議選の争点は?

今回2023年の町議会議員選挙戦では、主だった争点は特にありません。

ただし、聖籠町は今、いろいろな課題を抱えています。

例えば、

・財源確保

・財政のありかた

・産業観光政策

・福祉政策

・子育て支援策

などなどです。

聖籠町では手厚い子育て支援策で知られており、他県や他の市区町村からの転入が増え、町内の人口は増加しています。

聖籠町の人口は2023年6月1日現在で、13,826人です。

 

聖籠町の財政は危機的状況!?

聖籠町は、税収が豊かなことで知られています。

これは聖籠町が、地方自治体の独自税収だけで運営可能な団体=「不交付団体」(国からの普通交付税の配分が必要ない団体)であるためです。

 

聖籠町は令和2年度まで、37年連続で「不交付団体」を維持しています。

なぜ不交付団体でいられるのかというと、ご存じの通り聖籠町東港には国内最大級の火力発電所「東北電力東新潟火力発電所」や石油備蓄基地、液化天然ガスの受入れ基地、大手企業の工場などが多く進出しており、安定的財源となっているからです。

 

ただし、聖籠町の税収は年々減少しています。

2021年度の財政力指数を見ると、不交付団体ぎりぎりのラインの1.07にまで落ち込んでいます。

財政力指数は1以上が「税収が豊かである」、交付団体となる目安の数字です。

財政力指数からみると、聖籠町は以前のように豊かな自治体ではなくなっているのかもしれません。

 

財政的に不足すると、国から税金の交付が行われる「交付団体」となります。

町の収入が減少すると、今までのような住民サービスが一部カットされたり、

事業計画の見直しなどの可能性が出てくることが予想されます。

 

バイオマス発電所の建設が遅延

聖籠町とお隣・新潟市北区にまたがる新潟東港で建設予定の「バイオマス発電所」着工が今年度から2026年度へ、営業運転は2029年度へ遅延されることになりました。

これは事業者である東京都の会社「イーレックス」が、「燃料に予定している新たな植物の環境への影響を丁寧に評価する必要」があるためとしています。

大きな財源となることを期待して建設の推進が見込まれたバイオマス発電所ですが、着工や運転の遅れが明らかになり、がっかりする声がある反面、慎重に進めるべきとの声も聞かれています。

 

 

 

 

 

 

タイトルとURLをコピーしました