聖籠町では、数年前に空き巣や事務所荒らしなどの事件が多発した時期がありました。
白昼堂々民家が空き巣に入られたり、夜明け前に事務所やお店のレジ、畑が荒らされたり、といった侵入犯による被害が起こっています。
空き巣・泥棒の防犯対策の基本は「施錠」
空き巣被害は田舎だから、地方だからと決して安心はできません。
外出する際、「すぐに戻ってくるから」「すぐ近所へ行くだけだから」
と鍵をかけずに外出することはありませんか?
実は空き巣や侵入の被害に遭う原因で、一番多いのがカギをかけない・無施錠なのです。
空き巣狙いや泥棒は、侵入しやすい家の特徴をよく知っています。
外出するとき、長期・短時間にかかわらず、鍵をかけるのは鉄則です。
たとえ5分の外出でも、鍵をかけるのとかけないのでは全く違います。
「うちは大丈夫」などと過信せず、しっかりと空き巣対策をしておきましょう。
玄関はもちろん、2階も含めた各部屋、ベランダ、テラス、トイレ、お風呂場など、
家の中の窓のカギはしっかりかけましょう。
旅行など長期間不在の場合
旅行などで長期間家を空ける際、新聞の配達は止めておきましょう。
新聞受けに新聞が何日分も溜まっていると、不在を知らせているのと同じです。
新聞販売店に連絡し、旅行で家を空けるとは言わず、「○日間新聞を休みたい」などと
理由をはっきりさせないで言うほうがよいでしょう。
郵便物も同様に、配達をストップさせます。
郵便局で最長30日間「不在留置」の手続きを取ることができます。
昼間カーテンや障子は閉めておかない
日中カーテンや障子を閉めておくと、いかにも家の中に誰もいないように見え、
不在なのが分かってしまいます。
外から丸見えになるのはちょっと、という場合はレースのカーテンを
引くなどしておくとよいでしょう。
洗濯ものは外に干してもよい?
外出しても明るいうちに戻るなら、洗濯ものを外に干しておいてもいいかもしれません。
ただ暗くなるまで帰らないなら、洗濯物は部屋干しにしておく方が無難です。
特に女性ものの下着などは、できれば外に干さない方が良いでしょう。
屋外に女物の下着などを干しておくと「あの家には女性が住んでいる」
ということが外部からわかってしまいますし、
下着や衣類で若い女性のものかどうかもすぐにわかってしまいます。
ラジオが防犯の役に立つ
外出する際、鍵をかけたうえでラジオをつけっぱなしにしておき、音を流す、
というのも防犯にはおすすめです。
誰かが家の中にいるように見せかけるのです。
ただしあまり大音量にならないよう、気をつけましょう。
またテレビをつけっぱなしにしておくという方法もありますが、
テレビは電気を多く消費する家電ですので、長時間のつけっぱなし
はお勧めできません。
照明を点灯しておく
家の玄関の手前の部屋や、キッチンシンクの手もと照明など、
昼間であっても1~2箇所明かりをつけておきましょう。
暗くなった時の防犯に役立ちます。
昼間から電気をつけておくのはちょっと、という場合は、
タイマーで照明がつくように設定するのもおすすめです。
また外には、人が近づくと点灯する「人感センサー付き」
のライトにすると、夜の防犯に役立ちます。
隣近所で声かけ
ご近所同士、外出する際は一声かけておくと安心です。
ただし、留守であることを他言しないようお互い確認しあいましょう。
警備会社のステッカーだけでも防犯効果あり!?
ホームセキュリティはセコムなど警備会社のステッカーを玄関前などに貼ってあると、
それだけで空き巣犯に心理的プレッシャーを与えます。
同様に防犯カメラ作動中のステッカーもおすすめです。
防犯カメラを設置しておけば、いざというとき威力を発揮しますし、
ダミーのカメラでも空き巣犯には相当心理的プレッシャーになるはずです。
現金など貴重品を家に中に置かない
現金や貴金属などを家に中に置いていませんか?
タンスの引き出しにお金が入っているのでは?と
空き巣犯はある程度目星をつけて侵入しますから、あまりにもわかりやすい
収納場所になってしまいます。
多額の現金や宝石類などはなるべく家の中に置かず、
銀行などに預けるようにしましょう。
防犯グッズの活用
玄関や窓を施錠しても、空き巣が入ってくることがあります。
用心に用心を重ねるために、窓の補助錠や防犯フィルムなどの防犯グッズを
活用するのも一案です。
窓枠の上下どちらにも取り付けOK。
取り付けた後、黒いカギをはずすと開錠がしにくくなり、
簡単に窓を開けにくくできますから、不在時に安心です。
*カギは無くさないように保管します。
透明ガラスに対応した防犯フィルム。
「フイルムが複層にて構成」されているので、ガラスを強力にガードします。
とても丈夫なので、簡単にガラスを破られることはありません。
万が一の場合の保険付きです。
雑草を刈り取る
庭などに雑草が深く生い茂っていると、それだけで死角を作ってしまいます。
窃盗犯が身を隠すにはもってこいの環境です。
また草の上を歩くことで足跡が残りにくい、というデメリットも生みます。
雑草が伸びてきたら草取りをこまめにして、背の高い草は早目に刈り取りましょう。
忙しい方は草刈り業者に依頼するのもおすすめです。
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まとめ
空き巣を狙った窃盗には、まずちょっとの外出でも家の鍵を必ずかけることが
基本の防犯対策になります。
施錠以外にも、ちょっとしたことが空き巣被害を防ぐ防犯対策になるので、
普段から注意してやっておくと良いでしょう。
また身近に手に入る防犯グッズを使うのもおすすめです。