新潟聖籠病院主催第11回聖籠健康セミナーに参加してきました

新潟聖籠病院主催の「聖籠健康セミナー」は、今回で11回を数えます。
約3か月に1回開かれる、健康に関する内容が盛りだくさんの無料講演会で、毎回大盛況!
今回第11回は100人くらいの聴衆が参加しました。
>>第9回聖籠健康セミナーの様子はこちら

第11回聖籠健康セミナー

普段気になる健康につて、楽しく学べると毎回好評のセミナー、
2019年6月15日(土曜日)午前10時から11時まで、新潟聖籠病院2階のリハビリテーション室で開かれました。(受付は午前9時半から)
入場無料、申込み不要で、当日直接行ってOK。気軽に参加できるのも魅力の一つです。

参加者には、1階カフェテリア「カフェここち」で使える(当日限り)300円オフ券がもらえるという特典付きで、大変オトクです。


また各種相談コーナーが同時に開催されており、
・管理栄養士による栄養相談
・看護師による健康相談
・薬剤師によるお薬相談
・医療相談員による介護相談
など、食事や血圧、薬、介護など普段気になっていることが、専門家に相談できるよい機会です。
お薬手帳や血圧手帳など持参するといいですよ。

さて、今回の聖籠健康セミナーのテーマは、「脳梗塞」。
脳梗塞になる前に予防は可能なのか?体質改善や早期発見、脳梗塞の検査や治療法などについて、
専門医師がわかりやすく解説しました。

聖籠健康セミナー第1部 「あなたが脳梗塞になる前に」

講師は、新潟聖籠病院脳神経外科部長の荘司英彦(しょうじひでひこ)医師です。

脳梗塞は、ある特定の期間に急激に症状が進むということが分かってきました。
その期間はズバリ4カ月

脳の血管が炎症を起こす「動脈硬化」の原因はいくつかあって、
・ストレス
・活性酸素
・食生活(小麦や砂糖、乳製品などの特定の食べ物)
・免疫力低下
・慢性疲労
などが主に挙げられますが、最近新しくわかってきたことで、
「歯周病菌などの微生物を原因とする血管内皮細胞の炎症」があります。
歯磨きをきちんとして、歯周病にならないようにすることが大切ですね。

約4カ月で急激に進行すると言われる脳梗塞ですが、大きく脳内血管の内壁が盛り上がる決定因子となるのが、「高血圧」「高脂血症」「高血糖」で、高血圧の人は5倍のリスクがあるとされています。

また肥満、太っている人が脳梗塞になりやすいのは、脂肪細胞(PAI-1)から分泌され、血液を固まらせる作用のある「アディポサイトカイン(生理活性物質)」が多くなるためです。
太っていて、血圧の高い人は、できるだけダイエットして痩せるようにしましょう。
体重を落とすだけで、血圧の薬が不要になるほど高血圧が改善されます。

脳梗塞を防ぐために普段できることを紹介します。
・サンマやサバなど青魚を食べる。
魚の油に含まれる「EPA]が効果的。
ただし市販のEPAサプリには、ほとんどEPAが含まれていないということも。
魚に含まれる新鮮なEPAを取ることが重要です。
・サラダ油ではなく、エゴマ油・アマニ油・しそ油を取りましょう。
揚げ物やいためものに使うのではなく、サラダに振りかけるなどして直接取ります。
・夜の炭水化物を避ける、または減らす。
・乳製品を控える。
・あんこ菓子はダメ!(砂糖が多く使われているため)
・その他甘いお菓子やジュース、栄養ドリンクもやめる。
・小麦よりはお米を食べる。
・小麦と多量の砂糖を使った「菓子パン」は脳梗塞にとって、最悪の食べ物。
上記の予防策は、脳梗塞だけでなく不妊症やアルツハイマーにも効くとされています。

またくも膜下出血にも触れており、「くも膜下出血になった人の3分の2は社会復帰が困難になる」
「くも膜下出血は遺伝子が原因で起こることが多い」とのお話もありました。

新潟聖籠病院では、2019年6月から「スマート脳ドック」診断がスタートしています。
全国的に見ても格安なMRI検査で、検査時間は30~45分程度で終わります。

聖籠健康セミナー第2部 「認知症予防体操」


新潟聖籠病院リハビリテーション科の作業療法士・村上栄一さんによる講演です。
認知症予防に役立つのが、体を動かす運動と頭を使う作業を同時に行うことです。
脳に刺激を与え、認知機能低下を抑え、認知症への進行を食い止めることができます。

今回教えていただいたのが、
1.声に出して数を数え、3の倍数の時手をたたく。
2.さらにその場で足踏みしながら、1を行う。
思いついた時場所を取らずにすぐできるので、覚えておくと便利です。

認知症を予防する体操全般を「コグニサイズ」といいます。
散歩しながらしりとりや簡単な暗算(100から決まった数を引いていく、1から順にたしていく)
をするなど、いろいろなやり方がありますので、自分の気にったコグニサイズを生活の中に取り入れてやってみてはいかがでしょうか?

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