不登校の小学生や中学生の居場所や学校以外の学びの場には、
お住まいの市町村の教育委員会で運営されている適応指導教室のほかに
オンラインのフリースクールや個別指導学習塾、家庭教師、不登校特例校
などいろいろあります。
今の時代は学校に行かなくても、インターネットを使って勉強することができます。
不登校の子のための学習の場にはどんなものがあるの?
不登校の子が学校以外で学ぶ「学習の場」や居場所は、今の時代いろいろなものがあります。
お住まいの自治体で運営されている「適応指導教室」に通うお子さんも多いことでしょう。
「適応指導教室」以外にも、不登校特例校や自宅にいながらオンラインで勉強できる
学習サービスや個別指導塾などがあります。
学習の場や居場所 | 詳細 |
適応指導教室 | 長期欠席している小中学生を対象に、学習の援助をしながら学校へ復帰する支援を行う。市町村の教育委員会が運営。 |
不登校特例校 | 全国10都道府県に公立と私立の小・中学校と高校の合わせて21校が設置され、不登校の子のための特別な学習カリキュラムを組み指導している。文部科学大臣指定の学校で、正規の教育課程として認められ、卒業も可能。*新潟県は未設置。 |
オンライン学習サービス | 英数国理社の5教科対応で、対象学年は全学年(小学生は4〜6・中学生は1〜3年)のサブスク型(定額制)オンライン学習サービス。 |
個別指導塾 | 担当のプロ講師とスカイプなどで一緒に学ぶ完全個別指導塾。小1~中3まで対応。 |
失敗しないオンラインスクールの選び方
不登校の子のオンラインスクール選びではまず、直感的にすぐに入会しないことです。
特典やキャンペーンなどにつられてつい即入会してしまうと、失敗するかもしれません。
オンラインのフリースクールや個別指導塾などでは「無料体験」や「無料資料請求」ができるところが多くあります。
気になるスクールは、詳しい資料を請求して中身をよく確認したり、
体験授業を受けてみて雰囲気を確かめたりするとよいでしょう。
またすぐに1つに決めてしまわないで、複数のスクールを比較したりしてみましょう。
ある程度時間をかけて検討したうえで決めても、遅くはありません。
特別支援学級でも導入中・無学年式オンライン教材【すらら】
【すらら】は、勉強のプロが認める学習教材が家庭で利用できる、無学年式オンライン教材です。
全国学習塾1,000校、学校1,000校が採用、
ADHD(発達障害)やASD(自閉症、アスペルガー症候群)、LD(学習障害)
のお子さんを含む40万人の生徒が利用中の小学生、中学生、高校生向けオ
ンライン教育サービス【すらら】は、1人1人の特性を生かした学習法で、
インターネットを繋ぎ家庭のPCやタブレットで学びます。
国・数・理・社・英の5教科対応の【すらら】には、人間は一切登場しません。
先生役のアニメーションキャラクターと一緒に、一人一人の理解度に合わせて
学習を進めることができます。
【すらら】の無学年式というのは、学年に関係なくさかのぼり学習や先取り学習が
できるという意味です。特に授業についていけなくて不登校になっている子や、
発達障害のお子さんにおすすめです。
【すらら】では、入会後に「すららコーチ」が、会員をフォローします。
学習塾の現役の先生を中心にカウンセラーなども在籍しているので、
お子さんだけでなく親御さんもしっかりサポートしてくれるので、安心です。
すららの受講コースは、
「3教科コース(国数英)」「4教科コース(国数社理)」「5教科コース(国数英社理)」
の3種類あります。
【3教科コース(国数英)】
小中コース(小1から中3までの範囲)と、中高コース(中1から高3までの範囲)に分かれています。
また受講料は、4か月継続コースと毎月支払いコースの2つがあります。
コース名 | 小中コース | 中高コース |
3教科コース |
小1から中3までの範囲で国数英が学び放題。 ・4か月継続コース 税込み8228円/月 ・毎月支払いコース 税込み8,800円/月
|
中1から高3までの範囲で国数英が学び放題。 ・4か月継続コース 税込み8228円/月 ・毎月支払いコース 税込み8,800円/月
|
【4教科コース(国数理社)】
小学コース(小学1年生〜小学6年生までの範囲)のみです。
また受講料は、4か月継続コースと毎月支払いコースの2つがあります。
コース名 | 小学コース |
4教科コース |
小1から小6までの範囲で国数理社が学び放題。 ・4か月継続コース 税込み8228円/月 ・毎月支払いコース 税込み8,800円/月 |
【5教科コース(国数英理社)】
小中コース(小1から中3までの範囲)と、中高コース(中1から高3までの範囲)に分かれています。
また受講料は、4か月継続コースと毎月支払いコースの2つがあります。
コース名 | 小中コース | 中高コース |
5教科コース |
小1から中3までの範囲で国数英理社が学び放題。 ・4か月継続コース 税込み10,428円/月 ・毎月支払いコース 税込み10,978円/月 |
中1から高3までの範囲で国数英理社が学び放題。 ・4か月継続コース 税込み10,428円/月 ・毎月支払いコース 税込み10,978円/月 |
*初月の受講料は、毎月30日として申込日から日割りで計算します。
【解約についての注意事項】
*4か月継続コースは途中で休止ができません。
4か月以内で途中解約する場合は、利用期間に応じた解約金を退会する月に、受講料とは別に支払う必要があります。
5か月目以降の解約には、解約金はかかりません。
5か月目以降は自動的に継続されます。
解約する場合は、退会したい月の末日までにWEB上で手続きすればOKです。
【すらら】では無料で詳しい資料が請求できるほか、無料体験も行っています。
家庭教師選びには「家庭教師比較くらべーる」
苦手な科目があって塾や学校の勉強についていけない、集団での授業で質問がなかなかできず、わからないところが解決できなくて、勉強嫌いになるお子さんも少なくありません。
でもマンツーマンで教えてくれる家庭教師なら、どこがわからないかすぐに教えてもらうことができますし、1対1なので学校や塾のように周囲の進み具合を気にする必要がなく、自分のペースで勉強を進めてもらうことができます。
ただ家庭教師と言っても、誰でもいいわけではありませんよね。
お子さんに合った家庭教師であるのはもちろん、「成績が上げられるか」「健全な経営か」の2点に絞って、お住まいの地域の優良な家庭教師会社を一括比較できるのが、東証プライム上場企業「じげん」が運営する【家庭教師くらべーる】、約38,000人が利用している家庭教師会社比較サイトです。
失敗しない家庭教師会社の見極めのポイント、
・教材の有無
・料金
・サポート体制
の3つをしっかり押さえ、オンライン対応の会社も含めた家庭教師会社厳選35社を、じっくり一括比較することができます。
【対象学年】は、小学生・中学生・高校生。
【利用の流れ】
1.お住まいの地域とお子さんの学年をサイト内で入力、無料で資料を請求する。
2.各家庭教師会社の資料には、料金や指導内容などが掲載されているので、比較・検討します。
3.お子さんに合いそうな会社が見つかったら、無料体験を申し込むことができます。
【参加している家庭教師会社】
家庭教師のトライ、学参、家庭教師のあすなろ、合格王、アップ総合教育グループなど、有名家庭教師会社が多数参加しています。
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プロ講師とスカイプで学ぶ完全個別指導塾【ネット松陰塾】
創業42年の学習塾「松陰塾」は全国に約300校ありますが、自宅の近くに松陰塾がない方には、インターネットを使った完全個別指導塾【ネット松陰塾】が利用できます。
小中5教科が自宅で学べるネット松陰塾の特長は、「ショウイン式」と呼ばれる独自の指導方法にあります。
「教育」を「教」と「育」の2つに分け、「教」はティーチングでパソコンの学習システムが担当、「育」はコーチングで最初から答えは教えず、的確なヒントを与え自分の力で答えを導き出す訓練を行っています。
コーチが見守る中、無料のTV電話「スカイプ」で複数人が一緒に60分~90分、自立学習教材「Showinシステム」と専用ノートを使い、自立学習を行います。
ネット松陰塾のコーチは社会経験豊富なプロ講師が担当、合わないと感じたら交代してもらうことも可能です。
不登校のお子さんや発達障害のお子さんなど、1人1人に合った学習の進め方を教えてくれるので、置いてきぼりやほったらかしになることはありません。
【対象学年】
・小学校1年~3年
・小学校4年~6年
・中学受験
・公立中高一貫校受験
・中学1・2年生
・中学3年生
【受講料】
小学生 | 60分 | 週2回~ | 税込み15,620円 |
中学生 | 60分 | 週2回~ | 税込み16,500円 |
【入会金】税込み22,000円 *クレジットカード払い
【入塾特典】
今なら特典を申し込んだ方全員に、学習用ノートパソコンプレゼントキャンペーンを行っています。
45,980円相当のPCがもらえるので、とてもお得ですよ~! *ただし1年間の継続が必要です。
また【ネット松陰塾】では無料体験を行っています。どんな雰囲気か知りたい方は、入会する前にぜひ利用してみてくださいね。
【ティントル 不登校専門オンライン個別指導】
ティントルは不登校専門のオンライン個別指導教室で、下記のようなお子さんや親御さんにお勧めです。
・今現在不登校である
・以前学校へ通えなかった
・不登校気味(五月雨登校)
・保健室登校(別室登校)をしている
・ホームスクールを利用している
・適応指導室に通っている
・再登校を希望している
・きょうだいの不登校連鎖
・欠席日数が気になる
・学校の行き渋りが始まった
・プログラミングを学びたい
・マンツーマン指導が希望
・不登校のことを相談する人が周りにいない
ティントルの個別指導は、カウンセリングから始まります。一人一人の状況に応じ、生徒に合うチューターを趣味や将来の目標、出身地などの共通項から丁寧にマッチングします。
またティントルでは、普段の在宅学習を出席扱いや学習評価にできるサポートも行っています。
ティントルでの学習が出席扱いになることで励みになり、お子さんの学習意欲を高めることにもつながります。
ティントルの学習サポートは、
・平日13時~16時の間、30分~1時間のオンライン授業に参加。
*出席をバーチャル教室への入室記録にて確認。
・学校の教科書に準拠した映像授業。
・担当スタッフによる月1回の面談。
また少人数参加のオンラインライブ授業「スコラボ」とタイアップしているほか、プログラミング指導のオプションもあります。
【対象学年】は、小学生・中学生です。
【月額指導料】は1コマ30分で、下記の通りです。
小学生 | 中学生 | |
週1コマ(月4コマ) | 税込み4,400円 | 税込み6,600円 |
週2コマ(月8コマ) | 税込み8,800円 | 税込み13,200円 |
*「スクールサポート」として、税込み8,800円が別途かかります。
ティントルでは家庭ごとにサポートチームが付くので、お子さんだけでなく親御さんの悩みにも寄りそうことができます。勉強以外の悩み相談にも対応、不安や心配をケアしてくれます。
そしてティントルでは、提携の通信制高校オンラインコース(つくば開成国際、鹿島学園)の紹介を受けることができるという、大きな特長もあります。
お子さんの高校や大学への進学に不安をお持ちのご家庭にとっては、これは大きな魅力ではないでしょうか?
ティントルでは、入会に関する相談はもちろん、無料体験も随時受け付けています。
関心をお持ちの方、ぜひ一度HPをのぞいてみてくださいね。
平均3週間で再登校・不登校解決支援サービス【逸高等学院】
お子さんの不登校でお悩みの親御さん向け不登校解決支援サービス【逸高等学院】は、オンラインで面談等のすべてのサービスを実施しているので、地方在住でも利用することができます。
【逸高等学院】のおすすめポイントは何といっても、平均3週間(19.4日)で不登校が解決している実績です。(2021年度)
利用者の満足度は5.0段階評価で4.88と、高評価を獲得しています。
不登校の面談は本人が嫌がる傾向になるため、【逸高等学院】のスタッフと親御さんとの面談は、お子さんのいないところで行われます。
【逸高等学院】が不登校を解決に導くのに原因は関係なく、発達障害やうつ症状、起立性調節障害や過敏性腸症候群といった症状で病院から薬を処方されても改善しなかったお子さんや、ゲーム依存、昼夜逆転、学業不振、友人関係のつまずきなどで不登校になったお子さんも多数再登校しています。
【逸高等学院】の不登校解決支援サービスを利用するにあたって、知っておいていただきたいのが、【逸高等学院】では一般的な不登校の子に対する「見守りましょう」といった考え方とは異なり、「見守っても不登校は解決しない」というスタンスをとっています。
不登校解決の全く新しい試みを行っているサービスが【逸高等学院】ですので、興味をお持ちの方はその点をご理解の上、無料のオンラインセミナーをお申し込みください。
子どもが学校に行かないと言い出したら
子どもが学校に行かない、行きたくないと言い出したら、親御さんは大変困惑することでしょう。
ここですぐに「学校に行きなさい」と言ってはいけません。
学校に行かない行きたくないのには、理由があります。
お子さんを否定せず、きちんと話を聞いてあげましょう。
もしかしたら最初は、あまり詳しく話してくれないかもしれませんが、辛抱強くお子さんに寄り添って話を聞きましょう。
学校に行きたくない理由は個人個人で異なり、複数の原因が重なっていることもあります。
主な原因は、学校での人間関係や学校生活、自分自身の問題などと言われています。
お子さんが学校に行きたくないというのは心が傷つき、「自己肯定感」を失っている状態で、自分の心を守ろうとしているからなのです。
自己肯定感を取り戻すには、親御さんがお子さんを否定したり頭ごなしに怒ったりせず、気持ちを受け止めてあげることです。
「親は自分の味方になってくれているんだ」と安心感を持ち、親とのいい信頼関係が出来上がってくると、自分を大切に思う気持ち=自己肯定感は徐々に回復していくでしょう。
不登校の子に言ってはいけない言葉
不登校の子に言ってはいけない言葉というのは、自己肯定感を否定したり壊したりする言葉です。
例えば、
・学校に行きなさい!
・なんで学校に行かないの?
・今頑張らないでどうするの?
・大人になってから困るよ
・いつまでゲームやってるの?
・youtubeばっかり見てたらダメ
・お願いだから学校に行って
怒りや詮索、否定、強迫、懇願など親の都合の入り混じった言葉は、子どもはすぐに見抜きます。
不登校の子を守る声掛け
・〇〇は学校に行きたくないんだね
・そうなんだ、わかったよ
・学校に行かなくていいよ(休んでいいよ)
・いいね
・すごいね
・面白そうだね
・おはよう・お休みなどのあいさつ
まずはお子さんの気持ちを受け止め、学校に行きたくないという気持ちに理解を示します。
学校を休む(行かない)ことを受け入れます。
子どもが興味を示したり、好んでやっていること(ゲームや漫画など)に共感してあげましょう。
日々の生活の中のあいさつは、目を見て明るく声を掛けます。たった一言ですが大切です。
子どもが不登校の時に親ができること
何といっても、子どもは学校に行きたくないのですから、親は学校に行かせようとするのをやめます。
そしてどんな時も、子どもの味方になってあげましょう。
子どもが不登校になったとき、親(特にお母さん)は仕事をやめるべきか?と悩む方もいらっしゃいますが、仕事はやめるべきではありません。仕事は続け、いつも通りに生活してかまいません。
親御さんが仕事をやめてしまったら、「自分が不登校になったせいで、親が仕事までやめてしまった・・・」とかえってお子さんの気持ちに負担をかけてしまいます。