新潟県の県北地域にある北蒲原郡聖籠町には、
緑豊かで、大人から子供まで楽しめる公園が
いくつかあります。
東港地区でおすすめの子連れで遊べる公園、
聖籠町東新潟火力発電所【はまなす公園】は、
5月上旬にはつつじが見頃を迎える、
隠れたつつじの名所、穴場スポットです。
つつじの名所でもあるはまなす公園
はまなす公園は実は「つつじ」が楽しめる穴場でもあります。
以前は「はまなす公園つつじフォトコンテスト」が開催されて
いましたが、現在は行われてません。
火力発電所の建物や煙突につつじの色鮮やかな花の色が
よく映えてとてもきれいなんですよ!
5月GW明けに、満開のつつじをはまなす公園にて撮影しました。

2025年5月8日筆者撮影。
つつじの花が公園いっぱいに咲いていて、
見る人の目を楽しませてくれます。

2025年5月8日筆者撮影。
青い空とのコントラストが楽しめます。
特につつじ関するイベントは行われていないのですが、
その分人は少ないので、じっくり花をめでたい、
写真を撮りたいという方にはおすすめのつつじスポットです。
はまなす公園以外のつつじの名所
はまなす公園以外でつつじを楽しむなら、
新潟市秋葉区の「県立植物園」です。
GW前の四月下旬頃から見頃を迎え、
園内の温室で約210品種、400点以上のつつじと
シャクナゲも同時に咲き誇っています。
温室なので、雨など悪天候の日でもつつじ鑑賞が
できるのはうれしいですね^^

県立植物園HPより。
「にいがた花の陣2025」と題して、花のイベントを開催。
第3部のGW時期はつつじとシャクナゲが鑑賞できます。
2026年も乞うご期待。
東北電力新潟火力発電所 アクセス
住所:新潟県北蒲原郡聖籠町東港1-1-155
電話:025-256-2124(はまなす館*現在は無人)
はまなす公園は火力発電所の大きな3本の煙突が目印
はまなす公園では、10年くらいまでは滑り台やブランコ
などの遊具も設置されていたのですが、
今は撤去され、遊具のあるスペースはなくなっています。
広い芝生があるので、かけっこやバドミントン、
サッカーなどは今でも楽しめるでしょう。
ちょっとしたピクニックがてら、お天気のいい日には
お弁当を広げてもよさそう。
はまなす館は現在休館中
ところで、はまなす館は2021年8月31日~
2025年5月現在も休館中で、施設は閉まっています。
再オープンの予定などはわかっていません。
休館以前のはまなす館
はまなす公園には、東北電力東新潟火力発電所内
のPR施設「はまなす館」が併設されています。
はまなす館内では、電気や発電についてクイズ形式
で楽しく学ぶことができ、子供はもちろん大人も
楽しめます^^
はまなす公園なら雨が降って外で遊べなくても、
はまなす館があるので、楽しく過ごせるでしょう。
我が家の子供たちも小学生の頃、社会科の見学で
校外学習に出かけたことがありましたっけ。
はまなす館は、火曜日・祝祭日・振り替え休日は
休館日です。
また冬期間(12月~3月)は、上記休館日と併せ、
土日もお休みです。
開館時間は、午前10時から午後4時まで。
駐車場スペースが20台分ほどあり、
普段はそれほど混雑しないので、ゆったりと駐車できます。
*現在は休館中。
はまなす館隣りに噴水
はまなす館の隣には、大きな噴水があります。
以前は金色のコイなどが泳いでいましたが、
久しぶりに行ってみたら、赤い小さめの鯉が
たくさんいました。
小さいお子さんは、池にお魚がいるのを見たり
するだけでも、とても喜びますよね。
*2025年5月現在、噴水には鯉はいなくなりました。
撤収されたようです。
(ちなみに、えさはあげないで下さい)
画像向かって右側に、広い芝生のスペースがあります。
はまなす公園の周りは、火力発電所などさまざまな
企業の工場が立ち並んでいます。
町の中でよくある公園とは、一味違った雰囲気の
公園かもしれません。
はまなす公園を出て右折すると、その先は港で
海がよく見えます。
海にほど近いはまなす公園、天気のいい日には
ほのかに潮の香りがしてきます。
東新潟火力発電所とは?
聖籠町にある東北電力・東新潟火力発電所は、
世界的な高効率の火力発電所として、現在も稼働しています。

東新潟火力発電所社屋の様子
1972年(昭和47年)11月に港1号機が稼働を開始、
東北電力の中でも最大規模、国内でも最大級の
火力発電所で、莫大な電力を各方面に供給するだけでなく、
聖籠町にも大きな恩恵をもたらしています。
ちなみに主要動力源はLNG(液化天然ガス)、
二次動力源は原油です。
2011年3月の東日本大震災では、太平洋側の発電所が
津波によって甚大な損害を受けました。
その時電力不足を補ったのが、この東新潟火力発電所です。
2022年(令和4年)10月20日、東北電力は東新潟火力発電所
の「港1、2号機」を、同年12月で廃止しました。
50年もの長きにわたって活躍した港1号機、2号機は
その役目を終え、現在は運転は終了しています。
現在、東新潟火力発電所で稼働している1号機・2号機・
3号系列・4号系列合わせた総出力は、416万キロワットです。
ちなみに100万キロワットは、一般家庭3,000世帯分に
相当しますので、
416万キロワットは12,000世帯分以上の電力に当たります。