猛暑だった2023年は秋にエアコンのお手入れが必須⁉【エアコンの夏じまい】は何をすればいいの?

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記録的な猛暑だった2023年夏。エアコンをフル稼働させる日が続いたお宅も多かったことでしょう。意外に忘れがちなのが、エアコンをフル稼働させた後のエアコンのお手入れです。エアコンは使う頻度が多いほど、汚れもたくさんつきやすくなります。掃除などのお手入れしないまま冬を迎えて暖房に使うようになると、カビやにおい、急なエアコンの不調や故障を招くことも・・・!?

【この記事はこちらを参考にしました】⇒ エアコン酷使の今年は「夏じまい」が例年以上に重要 

【エアコンの夏じまい】はとても大切!

世界的にも、過去に例がないくらい暑かった2023年の夏。

9月を過ぎ、秋になってもまだ残暑が続いています。

気象庁発表(9月28日)の1か月予報(9/30~10/29)によると、

10月に入っても、北日本・東日本・西日本は機関の初めころはまだ暑い日が多く、

沖縄や奄美地方では期間の前半はかなり暑い日が続くと見込んでいます。

 

エアコンを長く使うほど外側はもちろん、内部も汚れが多く付着しています。

冬期間に暖房としてエアコンを使うのはもちろん、次のシーズンでエアコンを使う場合も

秋のエアコンのお手入れ=エアコンの夏じまいをしないと、カビ臭の原因になるほか、

ひどければ不調や故障を招く原因にも・・・

エアコンの夏じまいをしないとどうなる?

大手家電メーカー・パナソニックの担当者の方が、興味深いことを話しています。

エアコンの夏じまいをしないと、エアコン内部に侵入したほこりやカビ菌や運転中にたまった水分などが残ってしまいます。

ほこりを栄養にしてカビが繁殖し、ニオイなどの原因になります。

お掃除はぜひやっていただきたいです。

 

エアコンの稼働時間が長くなるほど、エアコン内部には湿気やほこりがたまります。

カビはこうしたほこりをエサとするので、放っておくとカビ臭の原因になるでしょう。 

秋のエアコンのお手入れ方法は3つ

エアコンのお手入れ=夏じまいはそれほど面倒なことはありません。

前述のパナソニックの担当者さんによると、3つのポイントがあるそうです。

1つ目は「フィルター掃除」、これはエアコンのお手入れの基本ですね。

2つ目は「内部クリーンと送風機能を利用する」

3つ目は「エアコン本体の拭き掃除」

です。

順番に1つずつ見ていきます。

 

1.フィルターの掃除

エアコンのフィルターには、ほこりや汚れがたくさんついています。

フィルターを汚れたままにしておくと、エアコン能力の低下や消費電力のアップで電気代がかさむ、またカビ臭さの原因になるほか、最悪の場合故障にもつながる恐れが。

フィルターはこまめに掃除機などで吸い取り、汚れが落ちにくい場合は中性洗剤で洗い流します。

フィルターは屋外に陰干しして、良く乾かしてくださいね。

2.内部クリーン機能や送風機能を利用

エアコンには、「内部クリーン機能」や「送風機能」が付いているものがあります。

冷房をつけて空気を冷やして涼しくして、使い終わったらスイッチを切ると、

エアコン内部に結露ができ、湿気がたまります。

この湿気を乾燥させるのが「内部クリーン機能」です。

内部クリーン機能が搭載されている場合は、ぜひ活用しましょう。

 

内部クリーン機能がないエアコンの場合は、代用として「送風機能」を利用します。

冷房運転を行った後、3~4時間ほど送風機能をONすると、エアコン内部を乾燥させることができます。

 

3.エアコン本体の拭き掃除

エアコン本体にも汚れが付着しています。

外側の目に見える部分、例えば通風口やフラップなどを濡らして固く絞った雑巾で、ふき取りします。

たったこれだけですが、効果はかなりあるようですよ^^

内部クリーンは使用後毎回やった方がいい

エアコンをつけて冷房運転させ、スイッチを切ると必ず結露ができます。

内部クリーン機能で湿気を飛ばすのは、できればエアコンを使うたびにやった方がいいそうです。

エアコンの夏じまいをする時期はいつ?

まだまだ暑い日が続く中、夏の間エアコンをたくさん使ってきて汚れているのはわかるけれど、

いったいいつ夏じまいのお手入れをしたらいいの?

秋のエアコン掃除は、使用頻度が減ってきたころから始めるのがおすすめです。

ただし、本体やフィルター掃除はいつでもささっとできますし、内部クリーンや送風もエアコンを使うたびにするのであれば、エアコンの夏じまいと言っても。普段からこまめなお手入れをしているから、特に面倒なこともなさそうです。

エアコンの夏じまい後は電源プラグは抜くべき?

エアコンのお手入れが終わった後、電源プラグは抜いたほうがいいのでしょうか?

前述のパナソニック担当者さんによると、エアコンの待機電量はごく僅かなので、電源プラグは抜いても抜かなくてもいいそうです。

気になる方は抜いてOKですが、エアコンによっては自動で「内部クリーン機能」や「室温見張り機能」などが付いている場合があります。

こうした自動機能付きエアコンの場合は、電源プラグは抜かないでくださいね。

ちなみにプラグ周りのほこりも、拭き掃除しておきましょう。

自分でエアコンクリーニングとかしなくていいの?

エアコンのお手入れで夏じまいといっても、フィルター掃除や拭き掃除など簡単なことだけで、本当にそれだけでいいの?

自分でエアコンクリーニングとかしなくていいの?

と思われる方もいらっしゃるでしょう。

実はパナソニックの担当者さんによると、エアコンクリーニングは素人はやらない方がいい

ということで、これはちょっと意外でした。

エアコンのクリーニングは高い専門知識が必要です。

ご自身でエアコン内部の洗浄をしないでください。

誤ったクリーニング方法(除菌剤やお掃除スプレーをするなど)を行うと、

内部に残った洗浄剤で故障の原因につながる恐れがあります。

専門業者に依頼しましょう。

 

なるほど、そういうことなのですね~

エアコンのクリーニングは詳しい知識がないと、素人には難しいということなのでしょうか。

確かに自分でエアコンクリーニングをするはいいけれど、エアコンが壊れてしまったら何にもなりませんしね。

エアコンクリーニングをしたい時は、専門業者へお願いしましょう。

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