新潟県内には全国的にも珍しいユニークな映画館(ミニシアター)が
2つあります。
1つは新潟市の「新潟市民映画館シネウインド」、
2つ目は上越市の「高田世界館」です。
大型シネコンとはひと味もふた味も違ったユニークな魅力や
各館のサービスなどをご紹介します。
新潟市民映画館シネウインド
シネウインドは新潟市に1985年にオープンした、市民参加型のミニシアターです。
(座席数64、車いすスペース1)

シネウインドHPより。
シネウインドHPによると、
管理は「有限会社新潟市民映画館」が行い、運営は「新潟・市民映画館鑑賞会」が
非営利事業としてになっています。
この2つの組織がシネウインドを支えています。
こうした運営形態の映画館は、全国的にもシネウインドだけだそうです。
シネウインドの名前の由来は、
映画の「窓(WINDOW)」と新潟に新しい「風(WIND)」を吹かせるという思いが込められています。
上映時間
シネウインドの上映時間は朝10時~夜8時過ぎまでで、
終了時間は上映作品によります。
会員を募集している
シネウインドはどこからも財政的支援を受けていない民間団体です。
よって入場料収入や年会費で運営費を賄っています。
安定運営のため、シネウインドでは会員を随時募集しています。
年会費 4,400円(4000円+税)
入会手数料1,100円
期間 1年(入会月から翌年同月末日まで)
【入会特典があります】
●無料観賞券1枚進呈。
●お得な会員鑑賞料金。
●会員限定イベントのご案内。
入会方法は、
1.シネ・ウインド受付
2.銀行振込
3.ネットショップ
*新潟市民でなくても入会できます!
入会案内 ⇒ 入会案内ーシネウインドHP
どんな作品を上映しているの?
シネウインドの魅力の一つは、上映作品の多様さです。
大規模劇場で公開されるようなメジャーな作品ではなく、
ドキュメンタリーや話題作、名画など国内外問わず上映しています。
「こんな作品が見られるの!?」といった意外な作品もあって、
最近では、
●永瀬正敏主演「箱男」
●黒川の女たち【戦後80年 平和祈念と戦争映画】
●古館寛治主演「逃走」
●高倉健主演「新幹線大爆破」(1975年)
●「デビッド・ボウイ 幻想と素顔の狭間で」
●「銀河鉄道999 4Kリマスター版」
●「拳と祈り 袴田巌の生涯」
●秋の春馬まつり2024 三浦春馬主演「東京公園」
●「長岡大花火打ち上げ開始でございます」ナレーション佐藤栞里
●MONTEREY POP モンタレー・ポップ
などなど、アニメから不朽の名作、音楽ドキュメンタリーまで
多彩な作品を選び上映しています。

映画ファンにはたまらないお宝作品もあるかもしれませんね。
料金は?
シネウインドの料金は、一般料金と会員料金に分かれています。
【一般料金】(消費税込み)
| 大人 | 2,000円 |
| 学生(大学生・専門学生 ) | 1,300円 |
| 小人(3歳~高校生) | 1,000円 |
| シニア(60歳以上) | 1,300円 |
| 障がい者・療育手帳等を提示の方、介助の方(1名) | 1,300円 |
【シネウインド会員料金】(消費税込み)
| <会員>大人 | 1,200円 |
| <会員>29歳以下、シニア(60歳以上)、障がい者・療育手帳等をお持ちの方 | 1,000円 |
| 会員の子ども(3歳以上~中学生) | 600円 |
| 会員同伴者(2名まで) | 1人 1,200円 |
●会員証は料金支払時に提示します。
●60歳以上の方、29歳以下の方はお申し出ください。
●特別企画等の場合、入場料金が異なる場合があります。
なおシネ・ウインド会員は11枚綴りで1年間有効の
「シネ・ウインド鑑賞券( 10,450円税込)」を購入できます。
割引サービスがある
シネウインドでは、会員でなくても割引サービスが受けられる場合があります。
| 毎月1日「映画ファンサービスデー」 ※ 1/1は休館日の為、1/2がサービスデー。 |
シネ・ウインド会員:900円 会員以外:1,200円 |
| シネ・ウインド誕生日「12/7」 | シネ・ウインド会員:900円 会員以外の方:1,200円 |
| ペア50割引 | どちらかが50歳以上なら、二人で2,600円 |
| にいがたっ子すこやかパスポートの提示 | 親子2人で2,400円 |
| ツール・ド・シネマ・ジャポン(コミュニティシネマセンター加盟館の会員相互割引) ※県外加盟館でもシネ・ウインド会員証提示で割引適用可。 |
1,300円 (一般学生料金と同額) |
| 団体割引 | 応相談 |
*割引の併用不可。
*特別企画等、割引の利用ができない場合があります。
支払方法は現金以外も可
シネウインドでは支払方法として、
●現金
●各種クレジットカード
●新潟市・佐渡市共通商品券
●電子マネー
(suicaなどの交通系、nanaco、WAON、QUICPay、楽天Edy、iD)
キャッシュレス決済にも対応しています。
アクセス
住所:〒950-0909 新潟県新潟市中央区八千代2-1-1
万代シテイ第2駐車場ビル1階
電話:025-243-5530
新潟伊勢丹の道路を挟んで反対側にあります。
<電車の場合>
●JR「新潟駅 万代口 」より徒歩約15分
<バス利用の場合>
●新潟駅万代口バスターミナル発
・6番線(萬代橋ライン)
・18番線(新潟市観光循環バス)
バス停「万代シテイ」下車 徒歩約5分
●自転車利用の場合、駐輪場があります。
●車利用の場合は、万代シティ第2駐車場の5時間無料券を発行。
飲食はOK?
シネウインド館内では飲食施設などはありませんが、
新潟市の中心部ということもあり周辺には
おいしいパン屋さんやレストランがたくさんあります。
なお水分補給のために自販機があるほか飲料水は持込OKで、
全席ドリンクホルダー付きです。
映写機購入費用の寄付で目標額達成
2025年8月の1か月間「シネ・ウインドKEEPプロジェクト」と題し、
老朽化した映写機の買い替え費用を寄付にて募っていたシネウインドですが、
目標金額1000万円に対し、11,760,000円の寄付金が集まったそうです。
映写機は映画館にはなくてはならない機材で、
新規購入ができなければシネウインドは消滅の危機にあったわけですが、
寄付金額1口5,000円のこの活動に延べ823人の方々が賛同し、
見事目標を大きくクリアしました。
おめでとうございます!
高田世界館
高田世界館は上越市にある日本最古級の映画館で、
歴史的建造物として保存活動も行われています。

高田世界館HPより。
1911年 (明治44年) に芝居小屋「高田座」として開業した5年後、
1916年 (大正5年) に「世界館」と改称し、常設映画館となりました。
その後「高田東宝映画劇場」「高田セントラルシネマ」「松竹館」
などいくつも名称を変え営業を続けてきました。
建物の老朽化などを理由に2009年3月にはいったん閉館したものの、
同年6月には特定非営利活動法人が発足し、名称も「高田世界館」に変更。
現在はNPO法人「街なか映画館再生委員会」が運営に携わり、上映を続けています。
なお「高田世界館」の建物は、国の登録有形文化財や近代化産業遺産
にも指定されており、歴史的価値の高い建造物として知られています。
館内の見学ができる
明治時代の古き良き趣を残す「高田世界館」、
どんな建物か見てみたいと思いませんか?
「高田世界館」では、映画を鑑賞しなくても施設内の見学ができます。
見学できるのは上映時間の合間で、時間にして10分~15分ほどです。
上映作品により見学の受付時間は異なります。
料金は有料で1人500円かかります。
まるで映画の撮影セットのような天井の見事な装飾や映写室など、
日本全国探してもこうした施設は「高田世界館」だけでしょう。
レトロな魅力をたっぷり堪能できますよ^^
団体の見学ツアーもOKで、15名位~受け付けています。
問い合わせは ⇒ こちら
どんな作品を上映しているの?
「高田世界館」では前述の「シネウインド」のような、
ドキュメンタリーや話題作、名作など大型シネコンでは見ることのできない
作品を上映しています。
例えば、
●アフガンスタンに用水路を建設した日本人中村哲医師のドキュメンタリー
「荒野に希望の灯をともす」
●94歳の現役狂言師で人間国宝の野村万作氏のドキュメンタリー
「6つの顔」
●世界の映画祭で数々の受賞歴を誇る深層心理サスペンス映画
「入国審査」(2023年スペイン作品)
●ザ・ブルーハーツのコピー演奏に奮闘する女子高生を描いた青春群像ドラマ
「リンダリンダリンダ」(2005年作品・4Kリマスター版)
●「機動警察パトレイバー」シリーズの劇場版アニメ第1作。
「機動警察パトレイバー劇場版」(1989年作品・押井守監督)
などなど、国内外年代問わず人気作や話題作を上映しています。
料金は?
「高田世界館」では、全席自由で指定券はありません。
【基本料金】
| 大人 | 1,700円 |
| 会員 | 1,400円 |
| 60歳以上のシニア | 1,200円 |
| 大学生/U20 | 1,200円 |
| 高校生以下 | 800円 |
*最新作や特集上映など、上映作品により料金が異なる場合があります。
【割引サービス】
| 水曜サービスデー | 1,300円 |
| 障がい者手帳お持ちの方(及び介助者1名) | 1,200円 |
| 【平日限定】アフター5割引 (17時以降の上映回) | 1,400円 |
| 【平日限定】夫婦割引(年齢不問 / 要自己申告) | 2名で2400円 |
| 【平日限定】上越市発行のシニアパスポートお持ちの方及び同伴者1名 | 1100円(同伴者は1300円) |
| 【会員限定】誕生月割引 | 1,200円 |
| はしご割引(当日で2本目以降) | 1,100円 |
※「夫婦割引」では、ご夫婦の名前が分かる証明書などをご提示ください。
※「はしご割」では、1本目購入時に2本目の購入が必要。(払戻し不可)
会員募集中
映画鑑賞料金がお得になる「高田世界館」の会員に入会しませんか?
即日入会OK。
入会日から会員料金が適用されます。
(特別上映などで適用不可の場合もあり)
入会金500円。
1年間有効。
アクセス
住所:〒943-0832 新潟県上越市本町6丁目4-21
電話番号:025-520-7626
メール:info●takadasekaikan.com
(●を@に変えてご利用ください)
<電車の場合>
●北陸新幹線「上越妙高駅」乗り換え、「高田駅」(えちごトキめき鉄道)
より徒歩約10分。
<車の場合>
●上信越道「高田IC」より 約10分
●北陸道「上越IC」より 約15分
■駐車場有り(20台まで駐車可能)
駐車場案内 ⇒ こちら
営業時間や定休日
「高田世界館」は毎週火曜定休日です。
営業時間(電話対応時間)は、9:00〜20:00頃 (あくまでも目安)です。
スタッフは常駐が1名、運営スタッフは少人数のため、問い合わせ対応に
時間がかかることがあります。
まとめ
新潟県内には全国的にも珍しいミニシアターが2つもあります。
新潟市の市民参加型映画館「シネウインド」、
上越市の日本最古級の映画館「高田世界館」。
2つの上映館ともマイナー作品を中心に楽しむことができるので、
映画ファンにとっては特にワクワクする存在かもしれません。
また建物の趣や周辺のお店、町並みなど、上映作品を鑑賞する以外にも
楽しみ方はいろいろあるでしょう。
興味のある方はぜひ一度足を運んでみてくださいね!


