車のタイヤの盗難が急増中!【大切なタイヤを盗まれないための意外に簡単な保管方法5選】

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*本記事はプロモーションが含まれます。

新潟県内では2024年、自動車のタイヤの盗難が相次いでいます。

車庫や屋外に置いてあったタイヤが盗まれるケースが多く、保管方法に注意が必要です。

タイヤの盗難被害に遭わないための保管方法をご紹介します。

タイヤ盗難被害は昨年より激増

車社会の地方都市では、車はまさに生活の必需品ですが、

タイヤを履いていなければ何にもなりません。

 

タイヤの盗難被害は、昨年(2023年)6月と比べると60件も増えており、

「激増」しています。(新潟県警調べ)

 

盗難届が出されているだけでこの数ですので、未届けの被害件数も含めると

すると、もしかしたら実際はもっと多くの方が被害に遭っているのかもしれません。

盗まれたタイヤの保管場所は?

盗まれたタイヤの保管場所は、鍵のかからない(無施錠)場所が多くなっています。

・車庫にそのままタイヤを置いて、無施錠の状態でシャッターが開けっぱなし。

・アパートの階段下

・戸建て住宅の軒下

鍵をかけずに、しかも外から見える状態で置いているところを

知らないうちに盗まれたという感じです。

車庫にタイヤを置く際は人目に付かないようにする。

ちなみにタイヤカバーなどで覆っていても、鍵がかかってないところでは

盗難被害が発生しています。

なぜタイヤが盗まれるの?

タイヤだけでなくタイヤホイールごと盗まれる傾向が多く、その背景には、

ホイールに使われる鉄の値段の高騰があるようです。

 

新型コロナウイルス感染禍では、世界的に経済活動が停滞し、鉄を含む鋼材の

需要が激減しました。

 

しかしコロナが収束し経済活動が急速に回復すると、鋼材の需要が増大し

供給が追い付かなくなっているのが現状です。

 

しかも新興国ではインフラ整備が盛んにおこなわれており、これも鋼材価格が高騰する

一因となっています。

鋼材価格の上昇でタイヤホイールが狙われている!?

鉄を仕入れて買取業者に売ると、高値で買い取ってもらえる可能性があるため、

タイヤホイールを含むタイヤの盗難被害が増えていると言われています。

 

ちなみにタイヤの原料である「ゴム」の価格も、昨年から上昇しています。

これもコロナ収束を経て、世界的にゴム需要が高まっているためです。

 

またゴムの生産地は、タイなどの東南アジアの一部地域のみに集中していますが、

気候変動などでゴムの産出量が減る可能性が懸念されています。

 

そして最近問題となっているのが、ゴムの最大消費国・中国で行われている

EV(電気自動車)の生産過剰です。

ゴムを100%海外輸入に頼っている日本では、タイヤ原料であるゴムの調達は、

こうした事柄が大きく影響します。

 

タイヤを盗まれないようにするには?

タイヤを盗まれないようにするには、

・鍵のかかる場所に保管する。(物置など)

・外に置きっぱなしにしない。

・車庫や倉庫に置いてあるのを表から見えないようにする。

・チェーンやワイヤーを付けて固定する。

・タイヤ店に保管を依頼する。

などがあります。

やはり基本的には鍵のかかる場所に保管し、無防備に置きっぱなしにしないことです。

 

屋外保管ならタイヤ盗難防止用ワイヤーが必須

メルテック タイヤ盗難防止用ワイヤー南京錠&キー2個付き

メルテック タイヤ盗難防止用ワイヤー南京錠&キー2個付き

車庫や物置などタイヤをしまう場所がなく、屋外に保管せざるを得ない場合、

こちらもタイヤ盗難防止用ワイヤーを使用することをおすすめします。

タイヤ販売店のタイヤ預かりサービス

オートバックスなどのタイヤ販売店では、冬用・夏用タイヤの預かりサービスを

行っています。

 

料金はかかりますが預かりサービスを利用すれば、盗まれたり、タイヤが紫外線で

劣化する心配もなく安心です。

 

軽自動車のタイヤから4WD大型車のタイヤまで、預かりOKです。

預かり期間 4か月~。最大で8か月。
基本料金 税込み9,300円~。
保管料

月額税込み1,500円~。

*基本料金は契約時に支払い。

詳細はこちら >> オートバックスタイヤ保管サービス

車に装着しているタイヤを盗まれることもある!?

上記は保管しているタイヤを盗まれないためについてのお話でしたが、

一方で車がタイヤを履いた状態で、ホイールごとタイヤがすべて盗まれてしまう

ケースも発生しています。

装着タイヤの盗難に注意。

車に関する盗難では、カーナビや貴重品などが盗まれる車上荒らし

の被害もありますが、車上荒らしは窓やドアを破って車の中に侵入されないよう、

カーセキュリティーなどいろいろな対策を講じることができます。

 

対して装着タイヤは、セキュリティーを付けている車はあまりありませんし、

タイヤを外す作業は慣れていればものの数分で完了するほか、

作業中は車が大きく動いたりすることも少ないため、周囲に気づかれにくいという

盲点があります。

 

装着タイヤを盗まれないための対策

まず車を止める場所に注意します。

人目に付きにくい場所や夜になると暗くなる場所、タイヤ外しの作業をするに十分な

広さが取れる場所などは避けます。

人目に付きにくい駐車場は狙われやすい!?

 

次にホイールが外しにくいよう、「ホイールロックナット」を使います。

タイヤホイールはボルトで止めてありますが、これを外しにくくするため

ロック機能の付いたナットを使うのです。

協栄産業ホイール用ナットBull Lock

協栄産業ホイール用ナット Bull Lock

アマゾンで購入できるほか、カー用品店やカーディーラーでも販売しています。

 

参考記事:装着タイヤの盗難が多発する理由とは?

 

まとめ

車にとって必需品中の必需品・タイヤが盗まれると、とても困ってしまいます。

タイヤ泥棒なんてあまり考えたことがありませんでしたが、保管場所には十分

注意が必要ですね。

 

保管タイヤは、人目に付きやすいすぐわかる場所には置かないことです。

 

また駐車中の車を狙った装着タイヤの盗難もあるため、こちらも気を付けなければ

なりません。

 

カーセキュリティーを付けるとお金がかかりますが、駐車する場所にちょっと気を

付けるだけで盗難防止に役立ちます。

 

 

 

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