大型台風の被害を最小限に!これだけは覚えておきたい台風対策

災害・防災
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2020年は台風がより大型化し、勢力を増して日本列島に次々と襲来する可能性があります。
新潟県も、いつどんな台風がやってくるかわかりません。
聖籠町は海に近いので、暴風や高潮・高波はもちろん大雨や洪水への警戒が必要です。
いざというとき慌てないための、台風対策を調べました。

台風は年々大型化している

9月6日、台風10号が沖縄や奄美地方、九州地方に特別警報級の勢力で接近・上陸の恐れがあります。
昨年2019年、台風19号が千葉県を中心に首都圏はもちろん東日本一帯を襲い、暴風・強風や大雨、高潮・高波で甚大な被害をもたらしたのは記憶に新しいことでしょう。
台風がここ数年大型化し、勢力を強める傾向にあります。
その原因として言われているのが、日本列島周辺の海水温が高いことです。
海上の暖かく湿った空気を含み、台風はどんどん威力を増し巨大化して日本にやって来るようになりました。

今年は太平洋の海水温が30度前後と、過去最高になっているそうです。
海水温が高い原因はいろいろあるようですが、ラニャーニャ現象もその一つといわれています。
台風は自然現象なので、人間に止めることはできません。

命と安全を守り、少しでも被害を少なくするためにできることがいくつかあります。

台風が来る前にぜひやっておきたいこと・屋外編

家や建物の点検 屋根や塀垣、壁などを点検し、弱い箇所は補強します。
庭木に支柱を立てるだけでも違ってきます。
間に合わないときは別な場所への避難も視野に入れて。
台風が来る前に、早めの点検を。
側溝や排水溝、雨樋いの点検 家の周辺の側溝や下水の排水溝などに、木の葉や泥、砂、小石などがたまっていると水はけが悪くなり、洪水が起きやすくなりますので、掃除をしておきましょう。
また雨樋いも同様に、詰まっていると水はけが悪くなりますので、掃除が必要です。
家の周りに置いてあるものを撤去する 家の周りに植木鉢やプランター、ビニール袋、空き缶、空き箱など不要なものは置いていませんか?
強風でこうしたものが飛ばされると、窓ガラスが割れたり家屋の損傷の原因になります。
窓ガラスの補強 窓ガラスが割れると、室内に風が流れ込み屋根が吹き飛ばされます。
こうしたことを防ぐため雨戸を閉める、厚手のカーテンや障子戸を閉めるなどの対策をしましょう。
古くなったガラスは交換しておくと安心です。>>あらゆるガラスに対応!【ガラス110番】
窓ガラスに養生テープは効果あるの?

よく聞くのが、暴風や強風に備えて窓ガラスに養生テープを貼る方法です。
これは実は逆効果である、と言われています。
養生テープを窓に貼る方法は、万が一ガラスが割れた場合、破片が粉々になりかえって危険ですので、お勧めしません。

屋根が雨漏りしていませんか?

屋根の雨漏り・水漏れは放置しておくと、いざというとき大変なことに…
もしかしたら屋根や内壁が腐っているかも…?気になる箇所があったら、早めに修理依頼をして直しておきましょう。
こちら>>【雨漏り修理110番】どんな屋根でもスピーディーに対応します

台風が来る前にぜひやっておきたいこと・屋内編

屋外の対策も大切ですが、家の中も台風対策が必要です。

床上浸水の対策 家電や家財道具は2回または高所へ移動させます。
電気のコンセントは水につかると感電やショート・漏電する危険性があるので、抜いておきましょう。
ライフラインの途絶に備える 電気・ガス・水道など基本的なライフラインの途絶に備え、湯船に水を張る(トイレ用水の確保)、スマホやバッテリーの充電、非常食や飲料水の準備をしましょう。
非常用持ち出し品を各自用意し、避難所へは早めに到着するように。
家族と連絡手段を決めておく 家族間で緊急時の連絡手段や、落ち合う場所などを決めておきましょう。
ハザードマップの確認 聖籠町ではハザードマップを作成・公表しています。
自宅付近の危険個所や避難所までの経路など、確認しておきましょう。
>>こちら聖籠町のハザードマップ
これは使える!停電や断水対策

水道が止まらないうちに、お風呂に水をためておきましょう。
空のペットボトル等に水を詰めておくのも、トイレ用水の確保にお勧めの方法です。
水を入れたペットボトルは冷凍庫に入れて凍らせておくと、保冷材代わりにもなります。
保冷材は普段から多めに用意しておくと、いざというとき慌てずに済みます。

停電する前にご飯を少し多めに炊いておき、おにぎりを作れるように準備しておくのもよいでしょう。
アウトドアレジャー用のクーラーボックスがあると、停電して冷蔵庫が使えないときも安心です。

避難所などへ避難するときの注意点

避難所へは、雨風が弱いうちに避難完了したいですが、もし遅くなってしまったときの注意点をまとめました。
・長靴ではなくスニーカーで!
 足元が濡れてしまうので長靴をはきたくなりますが、道路が冠水の状態で長靴を履いて歩くと足元を取られてしまいます。
 水の中ではかなり歩きにくいため、転倒したり避難所につく前に疲労困憊してしまうことも。
・両手は空ける
 非常持ち出し品はリュックなど背負えるカバンに入れて、両手は必ず空けましょう。
・杖などを持って歩く
 道路の水かさが増している中徒歩で避難する場合、足元が見えず、思わぬ障害物に当たってけがをするの恐れがあります。
 杖や長い木の棒などを持ち、行く手を確かめながら歩くと良いでしょう。
・子連れの場合の避難
 小さいお子さんや赤ちゃんがいる方は、とにかく早めの避難が肝心です。
 小学生くらいの比較的大きいお子さんを連れて避難する場合、手をつなぐだけでは不十分です。
 親と子をロープなどでつないではぐれないようにしましょう。
・ペットを連れての避難
 ペット用のキャリーリュックに入れて、一緒に避難することができます。
 災害時だけでなく普段の移動にも使えて便利です。
 こちら>>【ペットキャリー GRAMP】

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