小学校の【算数】が【数学】へ教科名が変わるって本当?何かメリットあるの?

学校・教育
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小学校の算数が数学に名称が変わるって聞いたけど本当なの?

なんか難しくなりそう。自分は反対かな…

小学校の【算数】中学校や高校と同じ【数学】

に教科名が変わるかもしれません。

文部科学相の諮問機関である「中央教育審議会」で、

教科名を1本化する話し合いがすでに始まっており、

今年の夏ごろまでに意見が取りまとめられ、

2025年度中に答申で示される模様です。

教科名変更のメリットやその理由を調べました。

算数から数学へ教科名を変える4つのメリット

学びや目的に統一性を持たせるため。

算数は計算など日常生活を円滑に進める「術」がメインである一方、

数学は論理的な思考や法則性を追求する側面が強いとされ、

両者には教科に対する考え方の隔たりがあると指摘されています。

 

「算数と数学は別物」との認識を避けるため。

本来算数と数学はつながっているはずなのに、

学ぶ目的が異なることから子どもたちの間では「別物」という

認識が生まれやすかったのではないでしょうか?

中学校に進学すると、教科名が違うだけでその内容に戸惑う子も少なくなく、

小学校からの連続性が保たれないという声があったようです。

 

世界標準に合わせる。

前述の通り小学校から「数学」という教科名を使う国は多く、

世界的な標準に合わせた方がいいという意見があります。

 

12年間通して一貫した学びの構造を作る。

小学校から中学校、高校までを含めた12年間で

同じ視点で学びを深めていくことができます。

 

日本以外に算数という名称を使う国は少ない

海外では小学校の段階から「数学」=mathematicsをが一般的に

使われており、「算数」=arithmeticを使っている国はとても少ない

そうです。

あきほ
あきほ

日本や台湾、中国と数か国だけのようです。

小学校から数学に相当する名称を使っているのは、

アメリカやイギリス、フランス、ドイツなど欧米諸国や

シンガポール、韓国などアジアの国です。

 

家庭や学校では反対意見が多い

家庭や学校現場では「算数のままでよい」という意見が

根強くあります。

 

数学というと「専門的で難しい」「なんとなく心理的に重たい」

というイメージがあり、親御さんや先生方の中には

抵抗感を感じる方もいらっしゃるでしょう。

 

実際算数では長さや重さ、量、金額など具体的な内容を扱い

計算方法などを学んでいますが、

数学だと抽象的または概念的な内容が出てくるため、

子どもたちの学習の手が止まってしまうことも予想されます。

 

今回文科省で行われいる名称変更の検討では、

教科名だけ買えるのではなく、学習内容を整理して一貫性のある構造

に変えようという一歩踏み込んだところまで考慮されています。

 

中学生になると数学が苦手になる?

小学校の頃は算数が得意だったのに、中学生になったら数学が苦手になった。

実はそういう子は少なくありません。

XやYなどのアルファベットを使った式や負の数な

ど抽象的な

内容に「具体的なイメージがわかない」。

 

また解答を導き出すための途中式や計算を書かなければならず、

「負担が増える」

というのが大きな理由です。

 

またある単元でつまづくとそれ以降の単元で勉強がわからなくなる

ことが多く、数学が苦手という意識を持ってしまいがちです。

 

あきほ
あきほ

もしかしたら「算数」「数学」教科名が分かれていたり、

小学校から中学までの学習内容に一貫性がないのが原因かもしれません・・・

「算数」「数学」という名前はいつから始まった?

明治5年(1872年)に学校義務教育が始まり、

そのころから小学校・中学校では異なる名称が使われていました。

●算数

●算術

●幾何

●数学

などいろいろな名称が使われ、変更されてきました。

小学校の算数は明治時代から

明治の小学校では「算数」や「幾何」などと呼ばれていました。

 

今の「算数」が使われるようになったのは昭和16年です。

「算術」や「数学」という候補名もあったようですが、

「術を重んじ過ぎ」「学問臭い」などの理由から、

算数に落ち着きました。

以後85年もの間「算数」という名称で定着しています。

中学校ではいろいろな名称が使われていた

中学校では学ぶ内容に合わせ、いろいろな数学的名称が使われてきました。

明治5年には「数学」「幾何学」「幾何代数学」と別れていたようですが、

その後「代数学」「算術」「三角法」など様々な名前が登場し、

結局明治19年から令和の現代に至る今日まで「数学」

で落ち着いています。

 

参考ページ:「え、小学校のs何数が数学に変わるの?」ーYahoo!JAPANニュースより

 

まとめ

伝統ある小学校「算数」の名称が変わる可能性があり、

ある意味今、歴史的な転換点に私たちはいるのかもしれません。

 

現代はAIや量子コンピュータの登場で、数学的思考を身に付けた人材が

より求められています。

ただ算数から数学へ名前を変えるだけで終わらず、

子どもたちが一貫性をもって数学を学べる学習構造に変わり

数学が好きになってくれたら変更する意味は大きいと思います。

 

 

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