新潟県で虫歯のある子供は、5人に1人。平均虫歯本数は0.4本で愛知県と並ぶ少なさです。
一方で、北海道や東北、九州では虫歯の子供が多く見られ、沖縄県や鹿児島県では2人に1人が虫歯がある、
という調査結果が出ています。
なぜ新潟県の子供は虫歯が少ないのか?
12歳の平均虫歯数が、18年連続全国第1位!なぜ新潟県の子供は虫歯が少ないのか?
1975年に新潟県内の学校で、フッ素洗口の補助制度を創設したのが始まりと言われています。
1981年には「むし歯半減10か年運動」をスタートし、フッ素洗口実施率は89%に上ります。
このフッ素洗口の実施率は、他県に類を見ない高さで新潟県の大きな特長の一つと言えるでしょう。
(ヤフーニュースより)
ただフッ素洗口だけが、子供の虫歯の少なさに貢献しているわけではありません。
フッ素で口をすすいだり歯にフッ素を塗ることで、虫歯にはなりにくくなりますが、
かと言って完全な虫歯予防対策にはなりません。
やはり大事なのは、まいにちの歯磨き。しかも正しい磨き方を子供のころから身につけられるかどうか、
だと思います。
聖籠町では乳幼児の虫歯予防指導が充実
聖籠町では、赤ちゃんの歯が生え始めるころからの親子虫歯予防対策が充実しています。
聖籠町ではママの妊娠期には、妊娠5カ月~7ヶ月の妊婦を対象に妊婦歯科検診、
子供は、1歳2カ月~3か月児を対象に虫歯予防教室があり、ここで正しい歯磨きの仕方を歯科衛生士さんから教わります。
2歳0カ月~1カ月には親子歯科検診があり、2歳6カ月~7ヶ月児には歯科検診、
1年後の3歳6カ月~7ヶ月児には歯科検診、と乳幼児期の歯のケアに対して手厚い指導が行われています。
思い起こせば私も、子供たちが小さい頃に虫歯予防教室で、歯磨きに正しいやり方を教わり、
「10歳まではお母さんがお子さんの仕上げ磨きをしてあげてくださいね」と言われました。
聖籠町の乳幼児虫歯健診
聖籠町では乳幼児を対象に、町保健福祉センターで定期的に歯科検診を行っています。
対象者には検診の時期が近くなったら、文書で個人通知していま。
・1歳2ヶ月児むし歯予防教室
・1歳6ヶ月児健康診査(歯科健診含む)
・2歳児親子歯科健診
・2歳6ヶ月児歯科健診
・3歳児健康診査(歯科健診含む)
・3歳6ヶ月児歯科健診
3歳までに6回も子供の歯の健康をチェックしてもらえます。
聖籠町では、乳幼児期の歯の健康を重視していることがわかりますね。
私は子供の頃虫歯が多く、小学生のころは歯医者通いをしていましたので、
子供たちは虫歯にしたくない!と思い、仕上げ磨きをせっせとやっていました。
歯にフッ素を塗る「フッ素塗布」も、歯医者さんへ行けばやってもらえますが、
何より子供に虫歯を作らせないためには、普段の歯磨きが一番大切だと聖籠町の保健福祉センターで
教わったのは、私が子育てする中で大きな財産になったことは間違いありません。