石原さとみが大熱演!幼女失踪事件が題材の映画「ミッシング」もし子どもが突然行方不明になったら?

エンタメ
*本記事はプロモーションが含まれます。

女優・石原さとみさんの迫真の演技が話題となっている映画

ミッシング」を鑑賞してきました。

あらすじやキャスト、感想などをご紹介します。

映画「ミッシング」あらすじ

舞台は静岡県沼津市。

森下沙織里(石原さとみ)は、漁港で働く夫・豊(青木崇高)

と6歳の娘・美羽と3人で、仲良く楽しく暮らしていた。

 

ある日、久しぶりに推しのバンド「BLANK」のライブを見に行くため、

実弟の圭吾(森優作)に美羽を預けて出かけた沙織里。

 

美羽は圭吾と、自宅からわずか数百メートルの公園で遊んで別れたのを

最後に行方が分からなくなった。

*画像はイメージです。

 

以後夫や関係者とともに、毎日必死に美羽を捜索する沙織里。

日ごとに神経は消耗していき、ある時は半狂乱状態になるほどであった。

そんな妻の様子に戸惑いを覚えながらも、冷静に妻を支え続ける豊。

 

地元静岡のTV局の報道マンである砂田(中村倫也)は美羽の失踪事件

に注目し、番組を制作・報道することで、表向きは美羽の消息をつかむ

手立てとしながらも、演出も織り交ぜ視聴者に訴えかけるような

「視聴率が取れるネタ」としての狙いも持っていた。

 

美羽の件が何度が番組で放送されるが、消息をつかむめぼしい

手掛かりはほぼなく、SNSでは森下夫妻に対する誹謗中傷が嵐のように

沸き起こり、美羽を探し出す戦い以前に、夫妻は世間の心ないバッシング

と戦わなければならなかった。

*画像はイメージです。

 

美羽に関する偽の情報に翻弄され、精神的に疲弊する沙織里。

半狂乱から時には錯乱状態にさえ陥る妻を支え、何とか足並みを揃えようと

する豊は、目に見えない誹謗中傷の相手とも戦い始める。

 

一方、美羽と最後に行動を共にしていた圭吾は美羽が失踪したその日、

姉の沙織里はもちろん、他の人には話せないある秘密を抱えていた。

 

美羽は見つかるのか、そして結末は・・・?

 

映画「ミッシング」の主要キャスト

石原さとみ(森下沙織里・美羽の母)

 失踪した娘を探し続け、神経をすり減らす日々。

 娘がいなくなってしまい、親子3人の生活がどれほど幸せだったかを知る。

*画像はイメージです。

 娘を思うあまり、直情的な面を見せることも。

 普段はミカン農家でパートの仕事をしている。

 

 

青木崇高(森下豊・美羽の父)

 妻と同じように娘を思う気持ちは深いものの、半狂乱になる妻を支え、

 あくまで冷静さを保とうとするため、沙織里からは「気持ちに温度差がある」

 と責められて、けんかになることもあった。

 職場である漁港で働くの人たちから、美羽の捜索活動を支えてもらっているのは、

 豊の人柄や普段の仕事ぶりからか。

 

有田麗未(森下美羽)

 森下夫妻の6歳の娘。

 

森優作(圭吾・沙織里の実弟)

 沙織里の実弟で、美羽と最後まで一緒にいた人物。

 気が弱く、学生時代に遭ったいじめにトラウマを抱えている。

 建設作業員として働きながら、一人暮らしをしている。

 

 美羽の叔父として美羽をかわいがっており、美羽の消息をつかむため

 沙織里たちに協力したいと思いつつも、ある秘密のせいで砂田の報道

 番組への出演をかたくなに拒否し、さらに自身に対する疑惑を

 深めてしまう。

 

中村倫也(TV局の報道マン・砂田)

 一報道マンとしての信念を持ちながら、誠実に美羽の失踪事件を報道する。

 後輩には「師匠」と慕われるほど、仕事熱心でまじめな人柄である。

 ただ上層部からの「視聴率至上主義」的な報道姿勢には疑問を抱きながらも、

 従わざるを得ない現状にむなしさを感じ、自分の信念に行き詰まり

 も感じている。

 

映画「ミッシング」を見ての感想

あの石原さとみさんの迫真の演技が話題となった映画「ミッシング」。

石原さんは吉田恵輔監督とのタッグを兼ねてから熱望し、ようやく実現したのが

この作品「ミッシング」です。

 

「監督、私を壊してください」

石原さんはこう告げたそうで、確かに作品を見てみると

「石原さとみの壊れっぷりがすごい」との評はうなずけます。

 

私は「石原さとみが壊れた」というよりも、石原さとみの演技ではなく、

石原さとみさんは「森下沙織里」=美羽の母親そのものだと思いました。

父親役の青木崇高さんも同様で、「森下豊」そのものでした。

 

映画を通して、6歳の娘がある日突然失踪してしまった森下夫妻の人生の

一場面を見ているような気がしました。

 

美羽を探すためならTVに出ることも、多少の演出に乗ることも、

またある時は「悲劇の母親」を演じることもいとわず、

自分の心を殺してまでもなりふり構わず必死になる母親の姿はとても哀れで、

かなり感情的な場面も多く、目をそむけたくなる人もいるかもしれません。

*画像はイメージです。

 

もし自分が沙織里の立場だったら、と考えると、

同じように半狂乱になってしまうかもしれないと思いました。

 

それくらい、「娘がいなくなったという事実」がリアルに伝わってきます。

心から「早く美羽ちゃんが見つかるといい」と願わずにはいられませんでした。

 

撮影中は実の親子のように過ごした

ちなみに石原さんと青木さんは、子役である有田麗未ちゃんとは

撮影期間中は実の親子のように過ごしていたそうです。

*画像はイメージです。

「ミッシング」の宣伝イベントで、サプライズゲストとして麗未ちゃんと

しばらくぶりに対面したお二人は号泣してしまったほどで、

それだけ思い入れの強い作品なんだということがわかりました。

 

お二人が「ミッシング」にかける思いの強さに心を打たれ、

ぜひ見たいと思い、映画館へ足を運びました。

 

その思いの強さが、作品の随所ににじみ出ています。

ハードな場面も少なくありませんが、興味のある方はきっと

「見て良かった」と思える作品に仕上がっています。

鑑賞するのに少しエネルギーを要する内容です。

ハンカチやティッシュもお忘れなく。

 

石原さとみ以外の俳優の演技も素晴らしい

石原さとみさんが主演ですので、あの熱演ぶりにどうしても注目が集まって

しまうのは仕方ないのですが、他の俳優さんたちの演技も大変すばらしかったです。

 

前述したように、美羽の父親役の青木崇高さん。

相変わらず安定感のある演技で、徐々に壊れていく妻を必死で支えながら、

先が見えない捜索活動に力を注ぐ重厚な父親を演じています。

 

母親役が石原さとみさんなら、父親役は青木さんしかいない!

それくらいこの難しい役どころを、二人がぴったり気持ちを合わせて

演じ切っています。

 

また森優作さんも、気が弱く自信がなさそうな雰囲気を持つ沙織里の

実弟・圭吾役にぴったりです。

 

周囲に隠していた「ある秘密」がばれる前は、恐らく圭吾に疑いの目を

向ける鑑賞者も多いと思いますがばれた後は一転、圭吾に対する見る目が

変わってしまいます。

そんな圭吾の内面をうまく演じています。

 

そしてTV局の報道マン・砂田を演じた中村倫也さん。

いかにも報道マンといった感じの滑舌の良さと物腰の柔らかさ、

森下夫妻に寄り添い続けるべきか、それとも上層部の指示に従った

番組制作をするべきかなどの心の動きを、セリフだけでなく表情やしぐさ

でうまく表現しているのはさすがだなと思いました。

 

どの俳優さんもただ単に「演技がうまい」だけでなく、

自分の役柄に対する気持ちがしっかり入っているのが印象的でした。

 

>> 映画「ミッシング」公式サイトはこちら

 

子どもが突然失踪したら・・・?

考えたくないことですが、もし自分の幼い子どもがある日突然姿を

消してしまったら、どうすればいいのだろう?

映画「ミッシング」を見て、とても考えらせられました。

*画像はイメージです。

「ミッシング」ではいくつかの不運が重なり、美羽が行方不明になって

しまうという設定です。

 

 

まず沙織里が推しのバンドのライブに行っていたこと。

 

 

普段は育児や家事、パートの仕事も頑張っているので、たまに息抜きがてら

ライブに行って発散したい、このこと自体悪いことではないと思います。

 

しかしSNSではこれが誹謗中傷の種となってしまい、「育児放棄した母親」

と言われバッシングを受けます。

 

沙織里は当時ライブに夢中になっており、美羽がいなくなったと夫から連絡

があっても全く気付かず、夜10時ころになってようやくそのことを知るのでした。

警察へ捜索願を出したのは、美羽がいなくなってから何時間も後のことです。

 

また、美羽と最後に一緒にいた圭吾もある秘密を抱えていたため、

嘘をついてしまい、美羽の捜索の初動遅れにつながりました。

 

恐らく美羽は、誰かに連れ去られてしまったのだろうと思われます。

悪い時には悪いことが重なるものなのでしょうか。

 

親は落ち着かなければならない

自分がライブに熱狂しているとき、美羽はいなくなってしまった。

このことから自分を責めるとともに、夫や圭吾に八つ当たりしてしまう

沙織里。

 

寄せられる情報に一喜一憂し、TVの力にすがろうとなりふり構わない

沙織里は、半狂乱状態に陥ります。

 

そんな沙織里を支えるべく、努めて冷静に振る舞う夫・豊に対し沙織里は、

温度差がある」と批判的です。

 

しかし豊は言います。

「二人してカッカしてたらダメだ。もう一人は冷静になっていないと」

夫も妻と同じように、美羽の捜索状況に翻弄され感情的になってばかりいたら、

二人ともすぐにつぶれてしまうでしょう。

*画像はイメージです。

 

美羽が帰って来た時、両親ともに疲れ切った挙句倒れてしまったら

それこそ子どもがかわいそうです。

 

幼い子どもが急に行方不明になってしまった時、冷静でいられるかどうか、

私自身もわかりません。

 

でもここは「冷静でいなければならない」という豊の言い分は正しいと思います。

 

個人の携帯番号を知らせない

沙織里が疲弊してしまった原因の一つに、美羽の捜索願のチラシに

自分の携帯電話の番号を入れたことがあると思います。

 

これは早く美羽を探し出したい一心で、警察に任せるよりも

自分たちで動こうとしたからなのですが、結局いたずら電話に

大変悩ませられることになってしまいました。

*画像はイメージです。

劇中でもこの点は、警察の担当者役に指摘されています。

情報提供を募る連絡先には、個人の電話番号は使わない方が無難でしょう。

 

誹謗中傷者を探し出す

小さい子どもが失踪してしまい、それだけでも親の心中察するに余りあるのに、

さらに他人からバッシングを受けてしまうとは、全く驚いてしまいます。

 

子どもが見つからない毎日が続くことで、精神的に大きな負担を強いられる

のに加え、TV出演や捜索ビラを配るたびに、SNSでは心ない誹謗中傷の

書き込みが相次ぎ、ここでも沙織里は神経をきりきり舞いさせてしまいます。

*画像はイメージです。

そんな沙織里を見て、豊は誹謗中傷者の特定作業を始めます。

冷静でいなければならないというのは、こうした点でも大切だと思います。

 

警察以外に捜索を頼むとしたら?

警察以外なら、探偵事務所に捜索を依頼するのも一案です。

探偵事務所は浮気調査などがよく知られていますが、元々は捜索のプロです。

家出人捜索も昔から行っているので、捜索のノウハウはたくさん持っています。

 

おすすめは、全国対応をしている大手探偵事務所・原一探偵事務所です。

依頼人の秘密保持は大原則ですので、原一ではプライバシーは当然固く守られるほか

契約以外の追加料金がかからず、明朗会計なので安心です。

 

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まとめ

石原さとみさんをはじめ、豪華共演陣の熱演が話題の映画「ミッシング」。

幼女失踪事件を取り上げた内容ですが、たくさんのことを考えさせられました。

映画自体は、大変見ごたえのある良い作品に仕上がっています。

 

私はあくまで、個人としての感想を述べました。

見る人によって、いろいろな感想を抱くかと思いますが、

じっくりとご覧になり、「ミッシング」の世界を楽しんでいただきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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