日本海側は夏より冬に雷が多い・テレワークのパソコンや電子機器を落雷から守る2つの方法

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聖籠町を含む日本海側は雷の多発地域で、夏より冬に多く発生します。

太平洋側など他の地域から来た方は、雷の多さに驚くかもしれません。

雷が発生した時、まず守るべきなのがパソコンを周辺機器です。

日本海側はなぜ雷が多いの?

雷は水蒸気を含んだ上昇気流が、冷たい空気とぶつかることから発生します。

雷というと、夏に多く起きるイメージがあるかもしれませんが、

日本海側では冬に雷が多く発生します。

 

日本海側の冬ではシベリアから寒気が流れ込むと、暖かい対馬海流とぶつかり合い

上昇気流が起きて雷が発生します。

 

 

ちなみに、日本海側で最も雷が多く発生しているのが金沢市で、

過去30年間の平均で45.1日です。

新潟市は34.7日です。

 

 

新潟県は落雷が多い

また落雷日数は、北海道に次ぎ新潟県が2番目に多くなっています。

2023年の調査では、新潟県では年間120日落雷が起きています。

雷の発生回数が多いことから、落雷回数も多いということなのでしょうか?

落雷の瞬間。

新潟県は海あり山ありですが同時に、「越後平野」と呼ばれる広大な平地が

あるのが特長です。

この広大な平地で、日本一とも評される米作りが長年行われています。

 

ちなみに平らな土地が多いこともあり、2021年の新潟県の高速道路の長さ

(道路実延長)は北海道について全国第2位の440.7kmです。

 

 

個人的には、北海道も新潟県も田畑など何もない広い土地が多いため

落雷しやすいのではないか?と思います。

 

 

 

雷が鳴った時どうすればいいの?

雷が遠くで「ゴロゴロ」となり始めたら、落雷の可能性があります。

屋外に入る場合は速やかに、屋内(建物)に入り、避難しましょう。

車を走行中に雷が鳴ったら、そのまま車の中にいるのも安全です。

雷が光ったら何秒後が危険なの?

雷が光って数秒後に「ドーーーーーーーーーーーーーン」とどこかに落ちる音がした、

という経験があるかと思います。

 

光の速さは、秒速約340メートルです。

 

 

稲妻がぴかっと光って10秒後には、3~4kmまで雷が近づいていると考えられます。

3秒後ならもうすぐそこに雷が来ているかも・・・しれません。

 

雷はどこに落ちやすいの?

雷はカミナリグモの位置によっては、平地や海、山など場所を問わず落ちる

ことがあります。

 

特に開けた場所で、高いものやとがったものがあると、それを伝って落ちる

ことが多いです。

 

雷が鳴ったら、木や電柱などの高いもののそばには近づかないことです。

公園の東屋(あずまや)での雨宿りは危険。

公園の東屋での雨宿りなども危険ですので、すぐに屋内に入りましょう。

雷は傘に落ちるって本当?

雷は傘のように、とがったもの・細いもの・高いものに落ちることがあり、

落雷を誘引してしまいます。

 

雷発生時には傘は差さずに閉じるほか、手を上にあげたり、棒状の物

(釣り竿やゴルフクラブなど)は下に置くなどしましょう。

傘の先端に雷が落ちることも。

 

雷は海に落ちるの?

聖籠町は海に面していますが夏は海水浴、冬にはサーフィンをしているとき、

雷の音がしたらすぐに海から上がりましょう。

 

雷は海に落ちたとき、水中ですぐに分散されます。

雷が鳴っているとき水の中にいると、雷に直接打たれなくても、

海に落雷した場合感電することがあります。

 

日本海側は冬に雷が頻繁に起きる

日本海側では冬に雷が多く発生します。

いわゆる西高東低の冬型の気圧配置になると、シベリアから乾いた冷たい季節風が

流れ込む一方で、冬でも10度以上という対馬海流がぶつかり合い、

積乱雲が発達して雷が起きます。

別名「雷起こし」とも呼ばれる現象です。

 

冬の雷は世界的にも珍しい現象ですが、日本海側では冬になると結構日常茶飯事

のように、雷が起きます。

 

冬の雷の怖いところは、放電時間が長くエネルギーが大変大きいという点です。

その威力は夏の雷の100倍以上とも言われています。

 

また冬の雷は音もなくいきなり発生するほか、いつ起きるか予測が難しい

とされています。

 

雷が聞こえてきたらPCの電源を切る

雷の音が聞こえてきた時、PC操作を続けていると落雷被害に遭うかもしれません。

データをすぐに保存して電源を切り、PCのコンセントを抜きます。

雷は発生時にはPCの電源は抜く。

PCの電源を切っても、コンセントがつながっていると落雷被害が防げません。

かならずコンセントは抜きます。

冬の雷対策にパソコンの「無停電電源装置」

前述の通り、日本海側の冬の雷は予測が難しいことから、普段から対策を講じて

おくのがおすすめです。

 

自宅にテレワーク中に雷が起き、近所で落雷するとパソコンや周辺機器に影響を

受ける場合があります。

 

落雷による停電のためネットワーク接続環境が維持できず、大切なファイルや

データが消失したら大変です。

 

こうした雷リスクを回避するのにおすすめなのが、無停電電源装置です。

家庭用コンセントと同じ正弦波出力でバックアップ。

APC 無停電電源装置 UPS 550VA/330W BR550S-JP E
ラインインタラクティブ給電 長寿命バッテリー 正弦波

雷サージ機能がついているので、電子機器を保護してくれます。

日常的にパソコン作業をする方には、必需品でしょう。

 

一般民家に避雷針は必要?

避雷針はとがった先端で落ちてきた雷を誘導し、地中に放電させる仕組みです。

避雷針の付いた建造物。

建築基準法では「高さ20m以上の建築物には避雷針の設置」が

義務付けられていますが、

一般民家(家屋)では避雷針の設置義務はありません。

 

避雷針を設置したからと言って、雷が全く落ちなくなるわけではありません。

また避雷針の仕組みが「雷の誘導」であることを考えると、むしろ雷を寄せ付けて

しまう恐れがあります。

よって一般住宅に避雷針は付けない方が無難でしょう。

 

まとめ

太平洋側から日本海側へ引っ越してきた方は、冬の雷の多さに驚くかもしれません。

それくらい日本海側の冬の天気は荒れやすいのです。

冬の雷は雪やあられが降る「前触れ」です。

 

雷対策としては、雷が鳴ったり光ったりしたらすぐに建物の中に入るなどの、

基本の対策が大切です。

家電製品への落雷対策も大切ですが、まず精密機器のパソコンは必ず雷被害から

守りましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

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