2025年は百日咳が大人の間で大流行【治療方法やワクチン接種はどうしたらいい?】

医療
*本記事はプロモーションが含まれます。

百日咳の感染者は今年2025年、

2018年以降で最多となっていて、

乳幼児など子どもだけでなく、大人の間でも

流行しています。

特に乳児が感染すると重症化しやすいとされる

百日咳、どんな症状が出るのでしょうか?

なぜ百日咳が流行っているの?

百日咳(ひゃくにちぜき・ひゃくにちせき)

は、百日咳菌による呼吸器系の感染症の一つです。

 

本来、百日咳ワクチンを接種することで予防できる

病気ですが、子どもの頃ワクチン接種をしても

数年経過すると予防効果が低下してしまい、

10年経過すると消滅します。

大人の間で百日咳が流行っているのは、

このためと考えられています。

 

さらに百日咳はとても感染力が強く、

麻しん並・インフルエンザよりも強い

と言われ、飛沫や接触で感染します。

学校や職場はもちろん、人が多く集まる場所で

感染が広がっていきます。

新型コロナウイルスも影響?

新型コロナウイルス渦では、徹底した感染予防

対策が取られていました。

そのため、百日咳に対する免疫が低下した

のではないかと見られています。

薬剤耐性菌が出現?

百日咳の治療には「抗生物質」が

使われてきましたが、ここへきて

百日咳菌に効かない「薬剤耐性菌」

が出現したのではないかと見られています。

近年、抗生剤の効かない耐性菌が

世界的に増加していると言われています。

 

どんな症状が出るの?

百日咳の初期は、鼻水や咳、のどの痛みなどで

風邪とよく似た症状です。

その後、百日咳特有の激しい咳が出るようになります。

激しい咳込みが続き、ヒューと息を吸い込むような

咳の発作のような症状になります。

咳が止まらないと感じたら、

もしかして百日咳にかかっているかもしれません。

 

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百日咳の検査方法

百日咳にかかっているかどうか調べる方法は、

●血液検査

●培養検査

●百日咳菌遺伝子検査

があります。

内科または呼吸器内科を受診すると良いでしょう。

 

百日咳・名前の由来

百日咳の名前は文字通り、100日もの間

咳が続くということに由来しています。

100日というと約3か月ほどですので、

それくらい長い期間咳が続くということです。

1歳以下の赤ちゃんは重症化の恐れも

百日咳が怖いのは、1歳未満の乳児が感染すると、

重症化しやすいという点です。

肺炎や脳症を起こす可能性があり、

さらに重くなると生命の危険性さえあります。

ワクチン接種が効果的

百日咳の感染を防ぐには、

ワクチン接種」が効果的なのは

ご存じの通りです。

生後2か月から1歳半頃までの間に、

4回のワクチン接種が推奨されており、

日本小児科学会では、接種時期が来たら

「速やかに定期接種」をするように

と呼びかけています。

大人は軽症でも感染を広げないよう注意

大人が百日咳にかかった場合、症状は比較的

軽症で、中には無症状の場合もあります。

ただ気を付けたいのは、百日咳は子供に感染

しやすいため、お子さん特に赤ちゃんがいる

ご家庭では感染させないよう注意が必要です。

人混みの中へ赤ちゃんを外出させないことも

大切かと思います。

百日咳で後遺症?

百日咳は激しい咳が長く続くことから、

●肋骨骨折

●肺炎

などを起こす場合があります。

あまりに激しい咳が続く、

咳をし始めると止まらないなどの症状が

ある場合、後遺症が心配されます。

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百日咳の治し方

百日咳の治療には抗生物質が使われます。

かかり初めの初期の段階で投与すると、

治療がスムーズに進みますので、

早く治すにはやはり病院を受診し、

適切な投薬を受けることが大事かと思います。

 

またつらい咳を鎮めるために、

痰の切れをよくする薬や気管支を広げる薬が

使われることもあります。

 

なお抗生剤を特に使わなくても時間の経過

とともに自然に治ることもありますが、

激しい咳が出て止まず苦しいときは、

早めに病院を受診した方がよさそうです。

百日咳で出席停止になる?

百日咳は学校保健安全法で「第2種」の感染症

に指定されています。

*第2種感染症とは、飛沫感染する伝染病を指します。

 

よって咳が出なくなるまで、または

5日間の抗菌剤投与が終了するまで

は学校への出席は停止となります。

 

このことから考えると、大人の場合も同様に

職場での感染を広げないため、

・薬を飲み終わるまで

・咳が出なくなるまで

出勤は控えた方が無難でしょう。

百日咳を防ぐには【予防接種】

百日咳を防ぐには、やはりワクチン接種が

有効であるとともに、基本的な感染症対策が

重要です。

 

百日咳ワクチンの接種効果は約10年とされており、

ワクチンの効き目や免疫力が低下すると、

百日咳にかかるリスクが上がることになります。

大人でも任意接種できる

百日咳のワクチン接種は

大人でも任意で受けることができます。

どこの病院で受けられるかを調べるに

おすすめなのが

【厚生労働省検疫所FORTH】内の

「予防接種実施機関検索」のページです。

>> こちら

新潟県内では2クリニックがヒット

百日咳を含む4種混合ワクチン接種

(ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ)

が受けられるのは、

●こばやし内科クリニック

>> こちら

●みらいクリニック南笹口

>> こちら

の2クリニックがヒットしています。

いずれも新潟市中央区にある

呼吸器内科です。

 

両クリニックとも渡航ワクチンを取扱っており、

百日咳(4種混合)も含まれています。

ワクチン接種の料金は、大人1回6,600円~です。

 

*接種希望の方は、直接クリニックへ

お問い合わせください。

この記事では情報のご紹介のみ行っています。

 

 

 

 

 

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