乳児用の液体ミルクの店頭販売が2019年3月11日、東日本大震災から丸8年のこの日スタートしました。
液体ミルクのメリットは、
・常温保存可能
・哺乳瓶に移すだけで、赤ちゃんにすぐ飲ませてあげられる
ところです。
欧米では女性の社会進出に伴い、すでに1970年代から液体ミルクが普及しています。
日本では遅ればせながらの登場です。
液体ミルクの特徴
液体ミルクは成分が粉ミルクと同様で、新生児から飲ませることができます。
調乳済みのミルクが液体になっているため、粉ミルクのようにお湯や水に溶かしたり、薄めたりする必要はありません。
しかみ温めることなく、常温で赤ちゃんに飲ませることができます。
紙パック容器に入っているものが多く、主に哺乳瓶に入れ替えて飲ませます。
無菌で容器に充填され、保存期間は開封前で半年程度、常温保存可能です。
粉ミルクを使ってのミルク作りは、粉を量ってお湯を入れてといわゆる調乳の手間がかかりますが、
液体ミルクはすぐに哺乳瓶に詰め替えられるので、面倒な計量作業を省くことができます。
使い勝手の良さで、地震や水害などの災害時のママと赤ちゃんの強い味方になってくれそうです。
新潟で液体ミルクを売っているお店の1つとして、先日の新潟日報では新潟市中央区
「ベビーザらス新潟店」が掲載されていました。
どのメーカーからどんな液体ミルクが販売されているの?
国内メーカーで初めて赤ちゃんの液体ミルクを売り出したのが、江崎グリコです。
0か月から飲める液体ミルクで、安心の日本製です。
お出かけの時など普段から慣れるようにしておくと、災害の時スムーズに使えるので、大変便利です。
江崎グリコのほかには、明治屋ビーンスタークなどのメーカーから液体ミルクが発売されています。
江崎グリコアイクレオ 赤ちゃんミルク 常温で飲める液体ミルク 【0ヵ月から】 (125ml×12本×2セット) |
アイクレオのバランスミルクを参考に、日本で初めて製品化された液体ミルクです。 |
明治 ほほえみ らくらくミルク 240ml 常温で飲める液体ミルク 【0ヵ月から】 ×12本 |
母乳をお手本にした粉ミルク「明治 ほほえみ」と栄養面では同等の液体ミルクで、保存料不使用。 0ヵ月~1歳頃までの赤ちゃんも安心の1缶240ml入りです。 こちらも調乳済みのミルクが液体になっています。お湯や水に溶かしたり、 薄めたりする必要はありません。 温めなしで、哺乳ビンに移してそのまま赤ちゃんに飲ませることができます。 災害備蓄用にも適した安全性の高いスチール缶です。スチール缶は密封性・遮光性・堅牢性が高く、常温で長期間(製造日より1年間)の保存が可能です。 |
明治 ほほえみ らくらくミルク 240ml(専用アタッチメント付き) 常温で飲める液体ミルク 【0ヵ月から】 ×6本 [0か月] |
清潔な哺乳瓶に移しかえて、常温でそのままご使用ください。 手持ちの乳首を結合させる「専用アタッチメント」1個が付いています。 |
ビーンスターク 液体ミルクすこやかM1 (ケース販売) ×30本 |
「すこやかM1」と同じ母乳成分配合(オステオポンチン・シアル酸・母乳オリゴ糖・DHA)の液体ミルク。災害備蓄にも適した缶容器で、哺乳びんに注いでそのまま飲めます。 使い切りやすい200mlサイズ。 |