• HOME
  • ブログ
  • 子育て支援
  • 小中学生の英検受験は自治体の検定料補助を利用するのがおすすめ!英検を安く受けることができます
英検

小中学生の英検受験は自治体の検定料補助を利用するのがおすすめ!英検を安く受けることができます

聖籠町では町内の小中学生を対象に、英語検定(英検)1級~5級までの検定料の半額を補助しています。検定料を安く抑え、英検に挑戦することができます。申請は令和5年2月末までです。

個人で受験する場合の英検の検定料

英語検定の検定料は、会場費の高騰などを理由に過去3年ほどの間値上がりしてきましたが、2022年度からは一転、値下げが行われました。

税込みの検定料 *()内は値下げ前の料金
1級 11,800円(12,600円)
準1級 9,800円(10,700円)
2級 8,400円(9,700円)
準2級 7,900円(9,200円)
3級 6,400円(7,900円)
4級 4,500円(4,900円)
5級 3,900円(4,500円)

1級、準1級は本会場のみの受験、4級、5級は一次試験のみの受験です。

また学校や塾などを準会場とした「団体受験」は、個人で受ける検定料より若干安くなります。

詳しくは⇒英語検定協会HP

 

2021年度までは、コロナ渦などの影響で会場費が高騰したため、検定料の値上げが続きましたが、2022年度からは一転して検定料の値下げが行われました。

例えば1級の検定料で見ると、12,600円から11,800円下がり、800円安くなっています。

自治体の英検検定料補助を利用しよう

公益財団法人・日本英語検定協会が実施する「実用英語技能検定」=いわゆる英検の検定料を、聖籠町では小中学生を対象に半額補助しているほか、全国の自治体でも補助を行っているところが多くあります。

聖籠町の英検検定料補助は、小中学生に限って行われていますので、ある意味子育て支援の一環ともいえると思います。

 

【申請期限令和5年2月末まで。

【対象者】

・英検受験日の時点で、聖籠町内の小中学校に在籍しているお子さんを持つ保護者。

・英検受験日の時点で聖籠町に住所がある方で、お子さんが町外の小中学校(特別支援学校も含む)に在籍している方もOK。

*塾などからの助成金など、他の補助金を受けていないことが条件です。

【補助金額】

検定料の半額を補助、100円未満の端数があるときは切り捨て。

お子さん1人につき、同一年度内に1回限り。

【申請の方法】

下記の書類が必要ですので、ご準備ください。

1.聖籠町英語検定料補助金交付申請書兼実績報告書

 ⇒聖籠町のHPからダウンロードが可能です。→こちら(PDFファイル)

2.英検の受験票の写し(英検の受験が証明できるもの)

3.領収書(検定料の支払いが証明できるもの)

【担当部署】

 聖籠町役場子ども教育課 教育未来課(電話:0254-27-2111 内線:310 )

 

英検の割引制度ってあるの?

英検の検定料に割引制度は、基本的にはありません。

よって検定料を安く抑えて受験したい場合は、上記のような自治体が行う検定料の補助を利用して受験するのがおすすめです。

ただし、小中学生などに限定されるケースが多いようです。

2022年度の検定料は前年度に比べ若干安く(値下げ)なりましたので、助かりますね。

キッズドア基金の給付型英検奨学金

「認定NPO法人キッズドア基金」では、給付型(返済不要)の英検奨学金を出しています。

奨学金は、4級:4,500円、3級:6,400円、準2級:7,900円、2級:8,400円、準1級:9,800円、1級:11,800円で、 定員が決まっており、4級:30名、3級:50名、準2級:50名、2級:50名、準1級:15名、1級:15名です。

中学1年生~高校3年生までの生徒が対象で、小学生は含まれません。 また主に、ひとり親家庭や生活保護世帯などのお子さんが対象となっています。

詳しくは⇒キッズドア基金「2022年「英検奨学金(給付型)」募集開始のお知らせ」 

英検の検定料補助をしている自治体はたくさんある

全国の自治体では、英検検定料の補助金を交付しているところがかなりあります。

新潟県内外、お住まいの地域でも行われているかもしれませんので、役所や役場のHPや広報をチェックしてみてくださいね。下記はごく一例です。

自治体 対象者
愛知県大府市 英検3級以上を受験した大府市在住の小中学生の保護者で、1回分の検定料を補助。
大阪府東大阪市 市内の小中学校に在籍する児童生徒で、一人につき年1回半額補助。
埼玉県行田市 市内の小中学校に在籍する児童生徒または市内在住で市外の中学校に通う生徒。児童生徒1人につき同一年度で2回まで補助。
茨城県守谷市 市内在住の児童生徒。一人につき年1回半額を補助。
茨城県結城市 市内の小中学校に在籍する児童生徒または市内在住で市外の学校に通う児童生徒。同一年度で1回限り半額を補助。
東京都北区 区内の小中学校に在籍する児童生徒へ全額補助。
新潟県魚沼市 市内在住の小中学校の児童生徒。一人につき毎年度2回まで半額補助。
群馬県みなかみ町 町内在住の児童生徒。同一年度1回限り半額補助ただし昇級の受験をする場合は1回を限度に補助。
北海道北斗市 市内在住の児童生徒。小学生は5級以上中学生は3級以上の受験で、同一年度に1回半額補助。
埼玉県富士見市 市内の小中学校在籍または市内在住の小学6年生(5級以上の受験)と中学3年生(3級以上の受験)。同一年度に1回1,000円補助。
山梨県中央市 市内在住で市内の小中学校に在籍する児童生徒。同一年度に1回半額補助。
千葉県睦沢町 町内在住で町内の小学校在籍の小学校5,6年生または町内在住で町内の中学校在籍の中学生。同一年度に1回2,000円補助。
新潟県燕市 燕市が運営する英検チャレンジ教室及びJack & Betty教室参加者で、準会場にて準2級~5級までを受験した場合、半額を補助。

新潟県内で英検検定料補助をしている自治体は少ない

新潟県内で英検の検定料補助を行っている自治体は少なく、主な自治体では魚沼市や燕市(一部条件あり)などがあります。

英検検定料の補助は、埼玉県や茨城県、千葉県、東京都など関東地方の自治体で多く行われているようで、聖籠町はこうした自治体と同等の補助が出る、新潟県内でも数少ない自治体です。

英検の受検を希望する聖籠町内の児童生徒さんは、ぜひ利用してほしいと思います。

英検・各級のレベルはどれくらい?

英語検定は、1級・準1級・2級・準2級・3級・4級・5級の7段階に分かれています。

各級のレベルや対象者、出題形式を見ていきます。

レベル 出題目安 出題形式
1級 大学上級程度 2次試験では2分間のスピーチとその内容に関する質疑応答が行われる。世界で活躍できる英語力が求められる。 筆記・リスニング・面接
準1級 大学中級 エッセイ形式の実践的な英作文問題が出題。 筆記・リスニング・面接
2級 高校卒業程度 海外留学、国内での大学入試で優遇や単位認定などで評価されるほか、採用試験でも履歴書にアピールできる。 筆記・リスニング・面接
準2級 高校中級程度 長文の穴埋め問題が出題、大学入試問題との共通点もあり、取得しておくと有利に。 筆記・リスニング・面接
3級 中学卒業程度 中学卒業までには到達しておきたい目標。2次試験では英語で考えて話すスピーキングテストが行われる。 筆記・リスニング・面接
4級 中学中級程度 身近な話題を題材にした読解問題が出題。 筆記・リスニング・録音形式のスピーキングテスト
5級 中学初級程度 英語初心者の方に最適。基礎固めは5級から。 筆記・リスニング・録音形式のスピーキングテスト

 

英検は幅広い年代層が受験

英検には、「実用英語検定」のほかに「英検Jr.」(旧児童英検)、「英検IBA」(旧英語能力判定テスト)の3種類があります。

英検は、小学生中学生、高校生、大学生など学生はもちろん、社会人や小学生未満のお子さんも受験しており、受検者数は400万人を超えています。(2021年度)

日本英語検定協会では年1回成績優秀者を表彰する制度があり、英検CSEスコアの高い合格者には文部科学大臣賞などの各賞が贈られます。

(*英検CSEスコアとは、ユニバーサルなスコア尺度で英検の各級を表したもの)

英検を持っているとメリット大!大学入試などで優遇

英検を持っていると、学校や企業・実社会で評価されるというのはもちろん、最近では高校や大学入試で優遇されたり、単位認定にも活用されています。

国公立・私立問わず、英検の級やCSEスコアを持っていることで大学入試で優遇される大学が多くあります。

出願条件に英検の級やCSEスコアを設けている大学もあるため、早めに級やCSEスコアを取得しておくと、多くの出願先を検討することができます。

英検英検は年に複数回実施されているので、大学受験勉強が本格化する高校1年~2年くらいまでに、最低でも英検準2級以上は取っておきたいところです。

偏差値の高い大学ほど、2級~準1級と高レベルの級を取得していることを出願条件に掲げている場合が多いようです。

 

また英検は、世界各国の教育機関で「海外留学時の語学力証明資格」に認定されているため、将来留学を希望する方は積極的に受験することをおすすめします。

 

英検の申し込み方法は3通りある

英検の受験申し込み方法は、

・インターネット

・コンビニ

・特約書店

の3つの方法があります。

 

1.インターネット申し込み

英語で結果を出したい人のためのサイト「英ナビ!」から申し込みをします。

英ナビ!で申し込みすると、英検公式英語学習サービス「スタディギア for EIKEN ベーシックプラン」を無料で利用できます。

英ナビに会員登録して申し込むので、英検の合否結果も合格発表後に閲覧することができます。

【検定料支払方法】

・クレジットカード(JCB・MASTER・VISA・NICOS)の一括払い

・コンビニ現金支払(ローソン・ミニストップ・セイコーマート・ファミリーマート)

・郵便局ATM(Pay-easy)が利用可能です。

⇒ 英ナビはこちら

 

2.コンビニ

英検の受験申し込みや受験料支払いは、コンビニエンスストア(ローソン・ミニストップ・セブン–イレブン・ファミリーマート)の情報端末機でもできます。

申込期間中なら24時間いつでもOK(申込締切日の23:59まで可能)です。

マルチコピー機(セブンイレブン)やロッピー(ローソン)などのお店の情報端末で必要情報を入力し、出力される「申込券」を持って、30分以内にレジで受験料を支払い(現金のみ)ます。

 

3.特約書店

特約書店とは「英検パンフレット(願書付)」の無料配付と検定料の受領を取り扱う書店です。

主に全国の主要都市の大きな書店で取り扱っており、申し込み受付期間中は掲げられたポスターが目印 になります。

特約書店で無料の願書をもらい、願書に必要事項を記入したうえで検定料を添えて申し込みます。

書店で受け取った「書店払込証書」と「願書」を専用封筒に入れて、日本英語検定協会へ期限までに郵送します。

書店で発行された領収証は試験が終わるまで、大切に保管しましょう。

一次試験開催の6日前までに、受験票と本人確認票が送付されます。

【新発田市内の英検特約書店】

蔦屋書店 新発田店 新発田市新栄町3-1-31

電話:0254-26-1900

本会場と準会場の違い

本会場は、全国47都道府県の約230都市と海外4都市(海外でも英検受験ができます)に設置された公開会場です。個人申し込みまたは団体申し込みで本会場受験を希望する場合は、本会場で受験することになります。

申し込むときに希望の受験地を選択できます。ただし試験会場の指定や変更はできません。

 

準会場は、日本英語検定協会が「準会場」として認めた団体が設置する試験会場です。

学校や塾、企業など受検者が所属する団体で代表者や担当者が「団体受験申込」をします。

小中学生では小学校や中学校が準会場になる場合が多く、放課後などに受験希望者が集まって、教室の1室で英検を受験する形になります。

 

受検票には顔写真が必要

英検の受験には「本人確認票」に顔写真の貼付が必要ですので、あらかじめ用意しておきましょう。

試験日の6日前までに「一次受験票」と「本人確認票」が郵送されてくるので、所定欄に写真を貼り付けておきます。試験当日には「身分証明書」(学生証や健康保険証など)と一緒に、試験会場の受付に提示します。
※身分証明書とは別に写真が必要という意味です。

写真のサイズ:縦3cm × 横2.4cm 1枚(複数級受験の場合は級ごとに1枚ずつ必要)

証明写真やスナップ写真OK、プリクラ、カラーコピー不可。

 

英検の合否結果や合格証明書はいつ届く?

英検の合否結果は合格発表後、合否閲覧サイト「英ナビ!」で見ることができます。

ネットで結果を知りたい方は「英ナビ!」に会員登録しておきましょう。

結果を見るときは、「英ナビ!」に会員登録時に設定した「英検ID」と「パスワード」を入力してログインすると、合否結果が見られます。

合格証明書は合格発表後普通郵便で発送され、郵便事情にもよりますが3日~7日ほどで到着予定です。

 

 

 

関連記事一覧