5月はバラの季節!300種類500株以上のバラがお出迎え♪【二宮バラ園&日本庭園一般公開2023】

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聖籠町蓮野で約300年続く旧家のあの二宮家では、2023年もバラ園と日本庭園が一般公開されました。約500坪の敷地内には、イングリッシュガーデン風にレイアウトされたお庭には300種類500株以上のバラをはじめ、洋風の色とりどりの花が、香りを放ちながら咲き誇り目と鼻を楽しませてくれます。

 

2023年の一般公開開催時期は?

二宮家バラ園&日本庭園一般公開2023の開催日程は、2023年5月13日(土)~6月11日(日)まで、

開園時間は、午前10時~午後4時までです。

なお土日の開園時間は、午前9時から午後4時までです。

 

入園料(維持協力費)が必要

二宮家バラ園&日本庭園一般公開では、入園するのに「維持協力費」として一人600円がかかります。

お庭は手入れが行き届き、バラをはじめとするお花がとてもきれいに咲いているほか、

男(小用)トイレ、洋式トイレ、多目的トイレ、手洗い場や休憩所なども完備されているので、維持協力費がかかるのは納得です。

二宮バラ園トイレ

約500坪のバラ園には300種類以上のバラが咲く!

バラ園に足を一歩踏み入れると、そこはまさに花園!🌸

約500坪、1650平方メートルもの敷地内には、300種類500株以上のバラが所狭しと咲いています。

株数は年々増えているそうで、来年はもっと増えるのでしょうか?圧巻!

イングリッシュガーデンを貴重にレイアウトされた、本場さながらの見事なお庭で本当にきれいでした~

今年2023年は例年に比べ、開花が10日ほど早くなっているそうです。

4月~5月は、暑いくらいの日もありましたからね~

二宮バラ園で咲いているお花は、バラだけではありません。

クレマチスやオルレア、ラークスパー、ジギタリスなどの洋風のお花もたくさん咲いていて、

赤や黄色、ピンク、ブルー、白など、色とりどりのお花が目を楽しませてくれます。

見ているだけでも本当に楽しい!

楽しませてくれるのは目だけでなく、花のかぐわしい香りが鼻孔をくすぐります。

お花っていいよな~とは思うものの、自分ではこれほどのお庭は作れません。(自信をもって)

二宮さんのお花を育てることへの深い愛情を感じます。

遊び心満載のバラ園

バラ園の中は、アーチにバラが巻きついていたり、蔵の壁を利用して平面的にバラを飾ってみたりと、レイアウトがとてもユニークで楽しめます。

他にもピーターラビットたちの置物が集合しているスペースも。

それぞれのしぐさがとてもかわいい!今にも動き出しそう♪

幸せを呼ぶ鳥・フクロウがこんなところに!

ちょっとした遊び心もあるお庭で、こうしたものを見つけながら見て回るのも楽しいですよ~

貴重なお庭を見せていただいて、ありがとうございます!

疲れたらカフェで一休みもできる

二宮家バラ園の中には、臨時でカフェ&雑貨のお店が開店しています。

暑い日などには、カフェで一服できるのはありがたいですよね!

お値段もお手頃ですし、平日でもお客さんが引きも切らずに訪れていました。

カフェの中には飲食するスペースはありませんが、カフェの表に設置されているベンチとテーブルでいただくことができます。

抹茶ドリンクと3食だんごのセット・450円、

ローズジュース・350円、3食だんご単品150円(いずれも税込み)を注文しました。

抹茶ドリンクはほろ苦くて、甘みはついていませんが、お団子と一緒に食べるとちょうどいいです。

きれいなお花を見ながら、日陰で涼みながらの一服は格別です^^

カフェの店内には、ハンカチやエプロン、バッグなどの雑貨が販売されています。

バラ園のお土産や、自分用に買って帰るのもおすすめです^^

 

新発田の住彦呉服店も期間限定で出店

二宮バラ園内にはもう一つお店が出ていました。

新発田市大栄町の住彦呉服店さんの和の雑貨のお店です。

カフェもそうですがこちらのお店も、昔納屋だった建物をお店として期間限定で使っているようです。

呉服屋さんらしく、ハンカチやエコバッグ、洋服、小銭入れなど、和のテイストの雑貨やファッションアイテムが揃っていました。

こちらのお店ではカード決済もできるので、キャッシュレスでも購入できて便利です。

(店頭に支払方法の看板あり)

 

日本庭園「静勝園」の奥に広がる弁天潟

約400坪の敷地の日本庭園「静勝園」(せいしょうえん)は、弁天潟風致公園と隣接しています。

風致公園側からは二宮邸は松林に隠れて見えにくいのですが、二宮邸側からは風致公園が一望できる景色が広がっています。

二宮邸日本庭園から見た弁天潟と風致公園

 

冬はここに白鳥が多数飛来します。冬は初夏のころとは全く違った景色でしょうね。

 

二宮家の歴史

二宮家は新発田藩領・蓮潟興野の名主職の家柄で、大正時代には大地主として栄えました。

二宮邸は明治8年(1875年)に落雷により全焼しましたが、その後9年かけて再築されました。

よってこのお屋敷は、明治時代から令和の現代まで残る大変貴重で歴史的価値のある建物で、

当時の風情をそのまま残しているのが大変興味深いです。

二宮邸と大門、土蔵は国の登録有形文化財に指定されています。

邸内の調度品や造りに感じる100年以上前の日本

二宮邸のお部屋の一部も公開されています。(立ち入り禁止部分有り)

調度品や家の造り、窓ガラスに至るまで、現代ではめったに見ることができない珍しいお宅です。

土間を上がると、今で言う「リビング」のようなお部屋が。(ここは上がってOK)

その隣には囲炉裏のあるお部屋が。

囲炉裏のあるお宅は意外に残っているかもしれませんが、それにしても珍しい。

 

ふすまを開け放つと、風通しがよさそうです。

涼しげなふすまは、夏用なのでしょうか。

 

部屋の先には弁天潟が広がっています。

いすやテーブル、ランプ、窓ガラスに至るまで、現代の住宅では見ることのない珍しいものばかり。

私は昔の邸宅などを見るのが好きなので、とても楽しく拝見しました♪

 

節の形が珍しい!「亀甲竹」

日本庭園には、大正時代にもらい受け植樹した木をはじめ樹齢の長い木が、大切に保存されていますが、特に目を引いたのが【節の形が亀の甲羅に似ている「亀甲竹(きっこうちく)」】です。

明治20年頃、当時木崎村の茶店・白井屋の竹林から貰い受けたものだそうです。

亀甲竹は中国南部原産の「モウソウチク」の突然変異種で、庭園の観賞用に植栽されることが多い竹の一種です。

 

明治天皇の「沓(くつ)脱ぎ石」

かつて明治天皇が沓(くつ)を脱いだとされる「沓脱ぎ石」が、主座敷の縁先に置かれています。

 

この沓脱石は「加茂川石」で作られていて、元々は新発田の白勢家にあったものです。

明治11年9月の明治天皇御巡幸の折に、明治天皇がこの石の上で靴をお脱ぎになったとされています。

確かに、ちょうど靴が脱ぎやすいような形をしていますよね。

 

二宮家バラ園&日本庭園の詳細とアクセス

二宮家バラ園&日本庭園へ車でご来場の際は、駐車場が用意されています。

駐車場は2か所あり、隣り合っています。約50台ほどは駐車できると思います。

係員の方がいらっしゃいますので、指示に従って駐車をお願いします。

二宮家の前の道路は道幅があまり広くないため、土日などは混みあう際には通行にお気を付けください。

 

また前述の通り、トイレは男子(小用)、洋式トイレ、多目的トイレが完備されています。

バラ園・日本庭園どちら側にも設置されています。

 

なお日本庭園では、樹齢の長い木々が地面に根を伸ばしており、凸凹して歩きにくい箇所があります。

スニーカーなど歩きやすい靴がおすすめです。

 

【アクセス】

 

住所:〒957-0124 新潟県北蒲原郡聖籠町蓮野1087

電話:0254-27-2002

 

HPはこちら ⇒ 二宮家バラ園と日本庭園 Ninomiya Rose & Japanese Garden

 

 

 

 

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